【UFN275】豪州初のRoad to UFC優勝者が迎えるUFC初戦、ドン・マーファン「ファイトはファイトだよ」
【写真】本当に落ち着き払っているドン・マーファンだった(C)MMAPLANET
明日2日(土・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナでUFN275 「Della Maddalena vs Prates」が開催され、Road to UFCシーズン04ライト級ウィナーのドン・マーファンが母国でUFCデビューを迎える。
Text by Manabu Takashima
Road to UFC初戦でエフェヴィガ雄志を破っているマーファンは、そのRoad to UFCを3試合戦うことでUFCで戦う準備が、あらゆる面でできたと言う。
26歳とは思えないマチュアな言葉が続いたドン・マーファンは、コディ・スティール戦で自らが描いた青写真通りの試合ができるだろうか。豪州人初のRoad to UFCウィナー、注目のUFC初戦となる。
コンテンダーシリーズだと、もっと切迫して詰め込むような感じになるんじゃないかな
――前回MMAPLANETでインタビューをさせてもらったのは、Road to UFCのエフェヴィガ雄志選手との試合前でした。そして、今回はUFCデビュー戦を迎えます。
「インタビューをしてくれてありがとう。Road to UFCというトーナメント戦を勝ち抜いて、UFCと契約できたことはとても良かった。1試合、1試合と勝ち抜くことで、UFCで戦うための準備が整っていったからね」
――これまで豪州のファイターはダイレクトにUFCと契約できない場合は、一発勝負、そしてフィニッシュが絶対のようなコンテンダーシリーズにUFCとの契約を賭けてきました。コンテンダーシリーズと、トーナメントのRoad to UFCでは違いがあるということですね。
「そうだね。さっきも言ったように僕自身はコンテンダーシリーズでなく、Road to UFCからUFCとサインできて凄くハッピーだった。3試合の国際戦を戦えることで、凄く良い経験になったよ。ファイトウィークの過ごし方、現地入りから計量とリカバリー、そしてファイトというプロセスを3度繰り返した。一足飛びでなく、一つ一つ経験を積み重ねることがRoad to UFCでできた。
ファイトに向けての気持ちの創り方も、しっかりと学べた。そしてメディア対応も含め、本当にUFCで戦う基盤を創ることができた。僕が思うにコンテンダーシリーズだと、もっと切迫して詰め込むような感じになるんじゃないかな」
――では母国、豪州でデビュー戦を迎えることに関してはどのように思っていますか。ブリスベンという東海岸在住だと、ウェスタンオーストラリア州パースはホームとは言えない感覚なのでしょうか。時差も2時間ありますし、その辺りの調整も必要になりますか。
「時差の調整は必要ないよ。週の初めにパースにやって来たし、ブリスベンで試合をするのと何ら違いはない。ベッドが変わると、ちょっと睡眠不足になりがちだけど、そこも解消できた」
――Road to UFC決勝はナンバーシリーズ内で行われ、シドニー開催でも米国の視聴者に合わせ、試合は午前中でした。今回はローカル・タイムの夜に行われます。
「時差より、午前中のファイトの方が調整が必要だったね(笑)。今回は夜に試合ができる。大歓迎だよ。午前中に戦うと、どうしても睡眠時間が少なくなってしまう。キャリア初の午前中の試合で、それまで経験がなかったからね」
――夜に戦える今大会は、カードの一方に必ず豪州人ファイターもしくは豪州在住の選手が出場します。加えてニュージーランドの選手も出ており、これほど一国のファイターが戦うショーは、ブラジル大会ぐらいではないでしょうか。
「それこそ豪州とニュージーランド人ファイターが力をつけていることが表れていると思う。UFCのなかでも、ランクが上がっている。どれだけこの地域のファイターがランカーになっているか。僕らはとても強いファイト・カルチャーがあって、これからどんどん力を見せることになっていくだろう」
――これだけ有利な要素が揃っているなかで、母国で戦うことにプレッシャーを感じてしまうことはありませんか。
「全く、そんなプレッシャーは感じない。僕はグリーンじゃないからね。結局、どんな試合もただの試合だ。そういう風に思えるようになったんだ。それがメインイベントであっても、タイトルマッチであっても。ファイトはファイトだよ。ただ目の前の対戦相手に勝ちたい。そこはUFCで戦うことになっても、全く変わらない。
母国で戦う云々も本当に、そこに関しては関係なくて。楽しいから戦う。ファイトを楽しむ。それが僕のファイトウィークの過ごし方だよ。応援してくれる人達は、僕が負けるところを見るのは辛いと思う。でも僕は試合に負けても、ファイトを楽しんでいる。そうありたいんだよ」
――じわっと響いてくる言葉です。そんなドンが戦うコディー・スティールについて、どのような印象を持っていますか。
「コディは打撃でもグラップリングでも、アグレッシブなファイターだ。僕もそうだ。打撃でもグラップリングでも、積極的に戦う。だから、エキサイティングなファイトになるに違いない。ただし、どの局面においてもコディはディフェンスより、攻撃に寄りがちになり動きがラフになる。僕にはそういうことはないから、その差が試合に出るだろう」
――コディは攻撃の時に、気持ちも力も入りすぎるような面がありますね。
「その通りだ。対して僕は自分の能力に自信を持っているから、あんな風に力は入らない。落ち着いて戦うことができる。同じように攻め、防御をしても二人の間には違いが見える。そんなファイトになると思うよ。
ライト級は最も層が厚い階級だ。そのライト級で、僕は世界のトップとやり合えるスキルを持っている。そのスキルを世界中のファンに見てもらいたい」
■視聴方法(予定)
5月2日(土・日本時間)
午後5時00分~UFC FIGHT PASS
午後4時45分~U-NEXT
■UFN275対戦カード
<ウェルター級/5分5R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
カルロス・プラチス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
べニール・ダリューシュ(米国)
クイラン・サルキルド(豪州)
<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
スティーブ・アーセグ(豪州)
<フェザー級/5分3R>
マーワン・ラヒキ(豪州)
オーリー・シュミット(ニュージーランド)
<ヘビー級/5分3R>
シャミル・ガジエフ(バーレーン)
ブランド・ペリチッチ(豪州)
<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
ルイ・サザーランド(英国)
<ミドル級/5分3R>
キャム・ロウストン(豪州)
ロベルト・ブリチェク(ポーランド)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
ケヴィン・クリスチアン(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
ジェラルド・マーシャート(米国)
<バンタム級/5分3R>
コルビー・シックネス(豪州)
ヴィンス・モラレス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ウェズ・シュルツ(米国)
ベン・ジョンストン(豪州)
<ウェルター級/5分3R>
ジョナサン・ミカレフ(豪州)
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
<ライト級/5分3R>
コディ・スティール(米国)
ドン・マーファン(豪州)


















