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【PFL2026#06】タイトル戦スキップから1年半、ついに初戦。キム・サンウォン「PFLはジャングルです」

【写真】キム・テキュンはトーナメント準決敗退でBlack Combatへ。その選択肢がないKTTにあって、サンウォンはここで生き残らないといけない (C)MMAPLANET

2日(土・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるPFL 2026#06「Sioux Falls」でKTTのキム・サンウォンが、ウンベルト・バンデナイと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2024年末にパンクラスでタイトル戦が決まっている状態で、PFLとの契約がまとまり試合をキャンセルしたキム・サンウォン。しかし、翌年のワールドTのエントリー・リストに彼の名前はなかった。

契約から1年半を経て、ようやく決まったPFLデビュー戦に向け、キム・サンウォンの心境を尋ねた。


――キム・サンウォン選手、今週末にPFLデビュー戦を迎えます。今の気持ちを教えてください(※取材は4月28日に行われた)。

「契約をしてから1年半、ようやく試合ができるのでスッキリしています」

――2024年12月にパンクラスで平田直樹選手とフェザー級タイトル戦を戦う予定でしたが、PFLと契約が決まったことでキャンセル。パンクラスが送り出す形になったものの、いざPFLワールドトーナメントの出場選手が発表されると、そこにサンウォン選手の名前はなく、キム・テキュン選手が韓国から出場となりました。PFLに不信感を感じることはなかったですか。

「不信感はなかったですが、これからどうなるんだろうという気持ちにはなりました。キム・テキュン選手が、なぜ私の代わりにトーナメントに出場したのか、それは今も分からないです。ただサイン後に網膜剥離が発覚し、手術・治療に専念しないといけなくなったので結果的には漏れて良かったです。

手術を終え半年ぐらいして、目も順調に回復に向かっている時にマネージメントを通して、PFLから『会社の内部調整をしていて、すぐにオファーが出せずに申し訳ない』という謝罪の言葉がありました。

その時に自分も試合をしたかったので、TOP FCで試合をして構わないかを尋ね、それも了承を得ることができました(昨年10月にブレナン・キムと対戦し、62秒肩固めで一本勝ち)」

――PFLはトーナメント戦を廃止して、普通のMMA興行形態になるなど変革が見られました。そして選手からの評判も良くなっていますね。

「トーナメントは、試合間隔も短く調整面も難しいので、普通のフォーマットになって良かったです。負けると、1年が終わるというプレッシャーもないですし。ランキング制でワンマッチという形態は、安心して戦えますね」

――では今回対戦するウンベルト・バンダナイの印象は?

「最初は彼でなくメキシコのレヴィ・サウル・マロキンという選手と戦う予定でした(※16勝3敗、5KOと5度の一本勝ち)。それが1カ月前に対戦相手が代わりました。オーソで170センチほどの選手から、185センチのサウスポーに代わったので厄介だと思いました。

正直、最初に戦う予定だったメキシコ人選手は、打撃に爆発力はなく、レスリングもそれほど強くなかったです。なのでメジャーの舞台で戦うにしては、楽な相手という気持ちでいました。

それが対戦相手が代わり……自分は、過去に長身のサウスポーと戦ったことがないので不安は今も残っています。あの身長とリーチの持ち主に対して、如何に距離を詰めることができるか。とはいえバンダナイ選手は打撃に比べて、グラップリングやスクランブルの能力は低いです。遠い距離の打撃に気をつけて、組み勝負をしたいと思います」

――まずはトップ10入りが目標だと思いますが、そのためにもどのような試合をしたいですか。

「PFLはジャングルです。生き残ることが大切です。派手に打ち合ってKO勝ちできれば最高ですが、なによりも生き残ること。それが大事だと思っています」

――日本ではPFLはパンクラスと同様にU-NEXTで中継されます。韓国ではケーブルTV以外にYouTubeで視聴できることになるかもしれないという状況のようですが、日本のファンは確実にサンウォン選手の試合を視聴できる状態になっています。そんな日本のファンに向けて、メッセージをお願いできますか。

「日本の方が自分の試合が視やすいのですね(笑)。自分のニックネームはノープロブレムです。このニックネーム通り、一方的な試合内容でファンの目の保養をになる戦いを見たいです。日本のファンの皆さんには、これまで同様にこれからも応援よろしくお願いします。カムサハムニダ、アリガトウゴジャイマス」

■視聴方法(予定)
5月3日(日・日本時間)
午前7時45分~ U-NEXT


■PFL 2026#06対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
フロリン・ゼンデリ(アルバニア)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
アレクサンドル・チゾフ(ラトヴィア)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
セルゲイ・ビロスチーニ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ラスル・マゴメドフ(バーレーン)
ハファエル・シャビエル(ドイツ)

<女子フライ級/5分3R>
シャイアン・バワース(米国)
サブリナ・ジ・ソウザ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
キム・サンウォン(韓国)
ウンベルト・バンデナイ(ペルー)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
ヤン・チーフイ(中国)

<ライト級/5分3R>
アンヘル・アルバレス(キューバ)
ブライス・ローガン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブレット・バイ(米国)
テイラー・ミコルス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マクスウェル・ジャントゥ・ナナ(カメルーン)
カール・ウィリアムス(米国)

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