【LFA221】2025年度最後のブラジル大会。1万収容の大箱でベアトリス・コンスリが、王者クラークに挑む
【写真】ド派手なKO決着、5Rの激闘というタイトル戦が続いたLFA。今回は防衛戦の行方は?? (C)LFA
7日(金・現地時間)、ブラジルの首都ブラジリアはジナージオ・ニウソン・ネウソンにてLFA221「Clark vs Consuli」が開催される。メインはイベント名にあるようにLFA女子フライ級選手権試合=王者シャノン・クラークに、ベアトリス・コンスリが挑む一戦だ。
Text by Manabu Takashima
当初の予定ではビア・メスキータがUFCにステップアップしたことで返上したLFA女子バンタム級のベルトも、二コリ―・ペドロザとミレーナ・メシアの間で争われることになっていたが、後者の体調不良でキャンセルされた。
収容人員1万1000人強の大箱であるジナーシオ・ニウソン・ネウソンはカナダ人チャンピんのクラークにとって、完全なアウェイの地となる。そんなクラークにとって、今回は2度目の王座防衛戦。2024年2月にブルドックチョークで一本勝ちし、同王座に就いたクラークは7カ月後にコンテンダーシリーズに挑む。しかしジュネイシ・ドゥベンの右オーバーハンドの前に失神KO負けを喫した。
LFAではコンテンダーシリーズに出場するチャンピオンに対し、ベルトの返上を求めておらず、今年の2月にLFA200でクラークは暫定王者シェイ・パワーズと統一戦で再起を果たす。結果は戦前の予想を覆し、スプリット判定勝ちを収め王座統一&初防衛に成功している。
クラークに挑戦するコンスリは、2021年のIMMAF欧州王者で2022年に実施された2021年世界大会も制している。アマで12勝1敗、プロ2戦目からLFAを拠点とし通算6勝0敗で今回タイトル挑戦権を手にした。
フィジカルの強さはあるものの特筆すべき長所があるわけでない。粘り強さが信条といっても過言でない王者クラーク。挑戦者コンスリも決して派手なタイプのファイターではなく、競り合いの中で勝利を掴むと優れた柔術の技術でジェネラルシップを握るというスタイルの持ち主だ。
それでいて一度も一本勝ちがないコンスリ。そんなコンスリとクラークの戦いは、ジャッジ泣かせのスコア付けが難しい25分になる可能性は決して低くないだろう。
■視聴方法(予定)
11月8 日(土・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
■ LFA221メイン対戦カード
<LFA女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]シャノン・クラーク(カナダ)
[挑戦者]ベアトリス・コンスリ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ヒカルド・マルチンス(ブラジル)
アルジェミロ・デルマンジス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ヘジナウド・ジュニオール(ブラジル)
ナタン・モタ(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
ルアン・ペトロゾ(ブラジル)
ジオゴ・ソテロ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ルーカス・ゴウヴェイア(ブラジル)
ジアン・セヴァーリョ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
グスタヴォ・ソウザ(ブラジル)
クスタヴォ・ギリェルミ(ブラジル)

















