【JCK FN107】 小田魁斗が中国国内版UFC APEX大会=JCKで、カザフ系?? 豪腕レスラーと対戦
【写真】明後日で2025年も10月。ここからはUFCを目指す選手たちのRoad to UFC出場を頭にいれた戦いが展開される。どこで、誰と戦うのかを軸にMMAPLANETでも彼らのRoad to Road to UFCを追って行きたい(C)MMAPLANET
10月11日(土・現地時間)、中国は山西(シャンシ)省吕梁(ルーリャン)にあるJCKインターナショナルナル・ファイトセンターで開催されるJCK Fight Night107にGrachanフライ級チャンピオンの小田魁斗が出場する。
text by Manabu Takashima
中国ドメスティックMMA版UFC APEX大会といっても過言でないJCK(Jue Cheng King)。同プロモーションが保有する宿泊施設も備わった試合会場兼スタジオで月に1~3回のペースで行われているイベントで来年のRoad to UFC出場を目指し、小田が戦う。
対戦相手は7勝7敗のアイディン・トフタルベク。名前から判断すると中国に住むカザフ系とも考えられる。そのトフタルベク、頑強な上半身を持つファイターで試合映像を見る限り、レスリングがベースでパワフルなパンチを持っている。
ただし、その打撃はストライカー揃いの中国人選手との国内対決では劣勢になることが多く、レスリング主体で戦えている時の方が強い。
とはいえ前述したように、それは中国同胞対決の場合だ。小田が国内で戦ってきた対戦相手には、トフタルベクのようなパワフルなフックを振り回すファイターはいなかっただろう。いうとONE FFで経験したベトナムのトラン・ゴック・ルオンのような腕力にレスリングが備わっているのが、トフタルベクだ。
小田としては7勝7敗というレコードに捉われて楽観視することは絶対に許されない。過去最強の相手を如何に仕留めることができるのか。そこが試される小田魁斗版Road to Road to UFCとなろう。
なお同大会のメインではチェン・ルイとモンゴル、シャンダスMMAのオトゴンスレン・スフバットが対戦する。チェン・ルイは昨年の8月に同じモンゴルのヒザ神ガントゥルム・バヤンドゥーレンをギロチンで下しており、蒙古軍としてのリベンジ戦となる。