【PFL Europe2025#03】UAEWとBRAVE、Aresを制したアミン・アユブが修斗BR王者ロピスを迎え撃つ
【写真】セレモニアル計量では体格の違いは、明らかに見られた(C)PFL
本日26日(金・現地時間)にフランスはナントのゼニツ・ナント・メトロポールにてPFL Europe2025#03が開催される。
Text by Manabu Takashima
PFL欧州リーグ第3弾ではライト級とバンタム級の準決勝が実施されるが、MMAPLANETが注目するのはメインのライト級=アミン・アユブ×キウイニー・ロピスの一戦だ。
フランスでMMAが認められる以前から、他の欧州各国や中東でキャリアを積んできたアユブはUAEWでウェルター級、BRACE CFでライト級チャンピオンになり中東メジャーの頂点に立っている。その後、母国フランスのAres FCに戦場を移しライト級王座決定戦に挑むもドローに。しかし、対戦相手のダミアン・ラピルースがドーピング検査で陽性となりベルトを巻いた。
アユブはAres FCでウェルター級を含めに5試合を戦った後に王座を返上して、Hexagone MMAやポーランドのKSWで勝利数を伸ばしてきた。今年の6月にはMMAバブル下のドバイがベースの971FCの第2回大会でペドロ・ソウザをパウンドアウトし、9連勝でPFL欧州初登場を生まれ育ったナントで迎えることとなった。
父がチュニジア移民、母がアルジェリア移民のフランス人アユブ。凱旋メインで当初はベルギーのドノヴァン・デスメイと対戦予定だったが、欠場をうけロピスと戦うことに。
キャリア25勝5敗のアユブに対し、ロピスは12勝3敗1分のノヴァウニオン・ファイターで修斗ブラジル・フェザー級のベルトを巻いている。LFAブラジル大会を経て、最高峰を目指しCage Warriorsでフェザー級王座に挑むも現UFCファイターのヘリー・ハードウィックに敗れた。
今回はスクランブル出場。加えて1階級上での遠征試合。柔術ベースのウェルラウンダーのアユブは柔軟な体をいかし、いかにも肩回りが柔らかいパンチを持つ。加えてツボを押さえた抑えと一瞬の極めという特色があるだけに、フィリッピとしては9つのKO勝ちを積み重ねてきたアグレッシブな打撃に、より緻密さを加えて戦う必要があるだろう。
■視聴方法(予定)
9月27日(土)
午前0時45分~U-NEXT