【Road FC74】K-MMA新時代に突入?! フライ級王者イ・ジョンヒョンに挑むのは17歳ピョン・イェジュン
【写真】若いだけでなく、打撃だけということでもない。全局面でアグレッシブ、かつハイペースで動き続けるMMAに本格的に移行するのか(C)Road FC & MMAPLANET
明日27日(土・現地時間)、韓国はアンサンのサンロクスウ体育館でRoad FC74が開催される。全13試合、5試合がメインカードに組まれている。
Text by Manabu Takashima
メインイベントはフライ級王者イ・ジョンヒョンにピョン・イェジュンが挑む一戦で、チャンピオンにとって3月にコ・ドンヒョクを破って獲得したベルトの初防衛戦になる。
Road FCでは6勝0敗もRIZINとRoad to UFCでは勝利のないチャンピオン。まだ23歳だけにホームに戻って、キャリアの再構築を図る。そんなイ・ジョンヒョンに挑戦するピョン・イェジュンは2007年11月19日生まれの17歳だ!!
6月のRoad FC73では日本ではHEATやBreakthrough Combat、そしてONE FFで戦ってきた19歳のチョ・ジュンゴンと壮絶な総力戦を繰り広げ、ガスアウトで動きが止まったところでパウンドアウトした。
まだ3勝1敗、当然ディフェンス面も含め穴はある。とはいえ、ティーンとは思えないフィジカルを誇り、コンテンダーシリーズのようなファイトが当然と思う世代だけに、その勢いで一気にベルトを巻く可能性もある。
K-MMAの打撃の強さは20年前から変わりない。そのなかで組みという課題に取り組んだ世代は試合が地味だという評判で、いつしか打ち合い上等のファイトに戻って行った。しかし、チョ・ジュンゴンやこのピョン・イェジュン世代は、組みを疎かにしていない。ばかりか防御だけでなく、この局面でも積極的にフィニッシュを狙う。
中距離層でなく、スプリントを連続するMMAにK-MMAの足を踏み入れた。そんな17歳のピョン・イェジュンのチャレンジ、要注目だ。
■視聴方法(予定)
9月27日(土・日本時間)
第2部 午後4時00分~KAKAO TV, SCOOP
■第2部対戦カード
<Road FCフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]イ・ジョンヒョン(韓国)
[挑戦者]ピョン・イェジュン(韓国)
<ボクシング無差別級/3分3R>
ホ・ジェヒョク(韓国)
クム・グワンサン(韓国)
<ライト級/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
リスワン・リスワノフ(ロシア)
<ライト級/5分3R>
パク・ヒョンビン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
<フライ級/5分3R>
コ・ドンヒョク(韓国)
ラスル・オマロフ(ロシア)