【DEEP Osaka Impact2025#04】小崎連がスタンド・グラウンド共に前園渓を圧倒し、大差の判定勝利
<バンタム級/5分3R>
小崎連(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-26.
前園渓(日本)
サウスポーの前園に対し、小崎が右ミドルとインローを蹴る。前園も左ミドルを蹴り返す。互いに距離を探る展開から小崎が右ボディストレート、前園は右フックからダブルレッグで組みついて小崎をケージまで押し込む。前園は右腕を差してボディロックし、細かく左のヒザ蹴りを入れる。ここから前園が小崎の体を振るようにしてバックへ。小崎はケージに前園を押し付けて正対してパンチを入れる。
前園もケージに体を預けて立ち上がり、右腕を差した状態で小崎をケージに押し込む。前園は右の肩パンチも入れるが、小崎は距離を取って離れる。前園は左ミドルと右の関節蹴り、小崎は右ストレートを見せてインローを蹴る。小崎は左のジャブを見せつつ右ストレートと左フック、前園も右フックで前に出る。
小崎は右の前蹴りから右ストレート、さらに近い距離で左フックを当てる。前園が組みつこうとすると距離を取る小崎。右ミドルから左フックを当て、パンチをまとめる。再び前園がダブルレッグに入るが、小崎がそれを切る。
2R、小崎がジャブからプレッシャーをかけて右ハイ。右のパンチのフェイントを見せつつ、左フックから右ストレート、インロー、右の三日月蹴りを突き差す。前園も前に出ようとするが、小崎はバックステップして距離を取る。小崎は左ボディ、右ストレートから左フック、左フックをヒットさせる。
さらに小崎は右の三日月蹴りを当て、前園の左ミドルと右フックをバックステップしてかわす。小崎は左フックを当てて右ストレートと右ハイ。前園のダブルレッグを潰し、前園の左足を超える形でトップキープする。小崎は左腕を差して前園を寝かせ、右のヒジを落とす。
小崎は右ヒジで前園の顔をつぶして左手で鉄槌も落とす。動きが止まる前園に対し、小崎が右肘と左の鉄槌を落とし続ける。前園が下から足関節を狙うと、小崎はすぐに対処して右のサッカーボールキック。立った状態から右のパウンドで飛び込み、前園が下から小崎を蹴り上げる。
3R、小崎が左手を伸ばして距離を測り、前園のテイクダウンを切って左フックを当てる。前園が強引に距離を詰めに行くと小崎が両差しで組んで前園をケージに押し込む。前園が首投げを狙うが、小崎が頭を抜いて上のポジションを取ってパウンドで飛び込む。小崎は一気にパンチを連打してマウントへ。前園も下から両腕でホールドしてケージを蹴って脱出を試みるが、小崎がマウントポジションをキープし続ける。
小崎は小さくパンチを入れつつ、上体を起こして強いパンチを落とす。そして小崎は前園の右腕に腕十字を狙うが、これは極まらない。試合がスタンドに戻ると前園がダブルレッグへ。小崎は右のヒザ蹴りを狙いつつ、組まれても右の小手を効かせて上のポジションをとる。小崎は前園の左足を超えてハーフガードでトップキープし、距離を作ってパンチを落とした。このまま試合終了となり、小崎が最大で4ポイント差をつける大差の判定勝利を収めた。