【GLORY×RISE】65キロT開幕戦、アーシラが右スピニングバックキックでダウンを奪い最大4p差の判定勝利
【写真】右スピニングバックキックでダウンを奪ったアーシラが優勢に(C)RISE
<GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65キロ)STANDING TOURNAMENT/3分3R+Ex1R>
アシュラフ・アーシラ(イタリア)
Def 3-0:30-26.30-26.29-27.
ルーニス・セイング(アルジェリア)
身長で大きく上回るセイングが左ハイから右ロー。左ミドル、ワンツーを繰り出すセイングに対し、アーシラが右カーフを返す。セイングの左ミドルを受けたアーシラが一気に飛び込んで右を振るう。距離を詰めて右を突き刺すアーシラが、左ジャブから右ロー。セイングの左インローでアーシラの前進は止まらない。アーシラは右スピニングバックフィストを空振りも、右ミドルから右ストレートに繋げる。サウスポーにスイッチして左ミドルを当てるアーシラ。プレスをかけてセイングを下がらせ続けた。
2R、左ジャブを突くアーシラ。ローの打ち合いでバランスを崩したが、すぐにプレスをかけて右ボディから左フックを振るった。コーナーに詰めて左ボディ、右ロー、右クロスを打ち込むアーシラ。右スピニングバックキックをボディに突き刺し、ダウンを奪う。再開後も左右ボディフックと左ミドルで攻めるアーシラ。さらに顔面に左フックを叩きつける。アーシラはワンツー、左フック、右ローからボディ。セイングが一発放つと5~6発返すアーシラが一方的に攻め立てた。
最終回、セイングが蹴りから左ジャブと手数を増やす。しかしアーシラの右クロスを受けてフラつく。左ジャブを突き、右を伸ばすアーシラ。後頭部への打撃で注意を受けるが、再開後も右ローを幾度も当てる。左ボディから右クロスに繋げるアーシラ。右ローを出した際に足を滑らせてしまうが、それだけ威力のある右ローを打ち込んでいく。しかしアーシラの左前蹴りに、セイングが左フックを合わせた。ローの打ち合いからセイングが右ミドルを決める。セイングの左跳びヒザをかわすアーシラ。セイングは左ジャブを突いた。
ジャッジ2名がフルマーク+ダウンで4ポイント差をつけ、アーシラがユナニマス判定勝ち。アーシラは日本語で「コンニチワ、トーキョー!」と挨拶したあと、「これはまだ始まります。もっと成長して戻ってきます」と語った。