【GLORY×RISE】65キロT開幕戦、GLORY勢はシード外でもハイレベル。クリートがブーラスを判定で下す
【写真】突進力を生かすブーラス。サウスポーから左の攻撃を合わせるクリート。ハイレベルな攻防はクリートに軍配があがった(C)RISE
<GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65キロ)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R/3分3R延長1R>
アイトール・クリート(スペイン)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
アユーブ・ブーラス(モロッコ)
トーナメント1回戦。GLORYブロックのもう1試合はGLORY戦績1勝1敗のブーラス×GLORYには初参戦のクリートの一戦となった。サウスポーのクリートがインロー、前蹴りで距離を取る。ブーラスが右フックから前に出て、細かいパンチのコンビネーションから右ローを蹴る。クリートは下がりながら左ミドルを蹴るが、ブーラスは左フックから飛び込んで左ボディへ。クリートは突っ込むブーラスの左ヒザ蹴りを突き刺す。ブーラスはジャブとインロー、クリートが左ストレートを合わせる。ブーラスが飛びヒザ蹴り。ブロックしたクリートはジャブから左ミドルを蹴る。ブーラスは左フックから前に出て右ボディストレートから左フック。ブーラスは左ハイを蹴り返すが、クリートは下がらない。
2R、クリートが左ミドルと左ストレート。ブーラスは右ストレートから飛び込んでパンチをまとめる。クリートは右カーフと左のヒザ蹴り。クリートが蹴りで前に出ていくと、ブーラスは構えをスイッチする。クリートは距離を詰めて左のヒザ蹴り、左ミドルから左ストレートにつなげる。ブーラスも右ストレートを返し、クリートを押し返して前に出る。クリートはそこに左ストレート左のヒザ蹴り、インローでブーラスのバランスを崩す。ブーラスは左右のフックで前に出るが、クリートはブロックを固めて左のヒザ蹴りを突き刺す。終了間際、クリートが左ストレートと右フックをヒットさせた。
3R、クリートが左ハイを蹴る。ブーラスは右ストレートを強振して前に出て、距離が詰まると左フックを打ち込む。クリートはブロックを固めて左ヒザ蹴り、左ミドル、左ストレートをヒットさせる。ブーラスは積極的にパンチを繰り出すが、クリートはブロックが固く、左ストレートを的確にヒットさせる。さらにクリートは左のヒザ蹴り、左の三日月蹴りと左のブラジリアンキック。左のヒザ蹴りで前に出ると、ブーラスのアッパーに左ストレートを合わせ、これでブーラスの足が止まる。ここからクリートはボディにパンチをまとめて、ヒザ蹴りも突き刺す。なんとかブーラスが凌ぐ形で試合終了。クリートが左の攻撃を的確にヒットさせて判定勝利を収めた。