【GLORY×RISE】65キロT開幕戦、GLORYランカー対決はサッコがカッファからダウンを奪って判定勝利
【写真】左ミドルで距離を支配し、左ストレートでダウンを奪ったサッコ。カッファもインローで挽回したが一歩及ばず(C)RISE
<GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65キロ)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R/3分3R延長1R>
ボボ・サッコ(フランス)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27.
ヤン・カッファ(オランダ)
「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」は総勢24選手が参加するトーナメント。GLORYブロックとRISEブロックに12名ずつ分かれ、各ブロックでワンマッチによる1回戦4試合からスタート。2回戦からはシード選手4名も参加し、3回戦まで試合を行い、各ブロックで代表選手2名を選出する。そしてGLORYブロック2名+RISEブロック2名=4名によるワンデートーナメントで優勝者を決めるトーナメント形式だ。この一戦はGLORYブロック、GLORYランカー対決の一戦となった。
サウスポーのサッコがジャブとワンツー。カッファはインカーフを蹴り返す。サッコは射程の長いジャブを伸ばし、前蹴りで距離を取る。カッファはしつこくインローとインカーフを蹴るが、サッコはそこに左ストレートを合わせ、左ミドルを蹴る。サッコはワンツーと右フック、カッファのインカーフでサッコのバランスを崩す。
サッコはペースを変えずに前に出てワンツー、左ストレートを顔とボディに打ち分ける。さらにサッコは左のヒザ蹴りとミドルも当て、そこから左ストレートにつなげる。終盤、サッコが左ミドルを連打し、カッファのインローに左ストレートを合わせてダウンを奪う。
2R、サッコが強烈な左ミドル、左ボディストレートを当てる。カッファはローを蹴って強引に距離を詰めにいくが、サッコが左ストレートと左ミドルを当てて自分の距離をキープする。サッコはワンツーと左のヒザ蹴りを当て、カッファのパンチを空振りさせる。
カッファはガードを上げてインロー、スピニングバックフィストは当たらない。サッコはワンツーと右の前蹴り。カッファはインローを返し、サッコの左ミドルにインローを合わせるとサッコの足が流れる。ここでサッコが構えをオーソドックスにスイッチする。カッファのインローが効き始めているか。
3R、サウスポーに構えるサッコ。カッファはアウトローを蹴って前に出ていくが、サッコが左ミドルとヒザ蹴り。カッファは左右のフックで前に出て、サッコは左のヒザ蹴り。カッファはスピニングバックフィストとパンチで前に出ていくが、サッコは左のヒザ蹴りと左ミドル、左ストレートでカッファの足を止める。
カッファは右フックで突進すると、サッコはクリンチでカッファの追撃を阻止。サッコがワンツーとヒザ蹴り、左のボディストレートを突き刺す。劣勢のカッファだが左フックを当ててインロー、左フックと猛攻。これに下がるサッコだったが左ミドルを蹴って逃げ切りモードに入る。このまま試合終了となり、1Rにダウンを奪ったサッコが前評判通りの強さで判定勝利を収めた。