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【Road to UFC S04 Ep01】中村京一郎、ヒザ蹴りでパク・オジンをKOし「マイ・ユニバース!!」

【写真】狙いすましたヒザで、見事なKO勝ちを手にした中村(C)Zuffa/UFC

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
中村京一郎(日本)
Def.2R2分24秒by KO
パク・オジン(韓国)

パク・オジンが-185でフェイバリットという状況で、笑みを浮かべる中村。サウスポー同士、間合いの取り合いのなかで互いにローを蹴る。ボディを伸ばした中村がオーソに構え、すぐにサウスポーに戻す。右ミドルを蹴ったパク・オジンもオーソに。中村は左ボディストレート、パク・オジンがサイドキックを見せる。前蹴りから距離を取る中村が左フックを振るう。左に回るパク・オジンび2つ左ローを入れた中村は、テイクダウン狙いを切ってパンチを打っていく。

インロー& アウトローを蹴り、ダブルレッグを切った中村。パク・オジンは右に回りながら右ハイを防いで、右を伸ばす。中村はフェイクを織りまぜ、左を届かせるも、腹へのサイドキックで尻もちをつかされる。すぐに立ち上がった中村は、ダブルを切って左を伸ばす。残り30秒を切り、パク・オジンはダブルを切られるが、そのまま勢いをつけて右、そしてハイを繰り出した。

2R、「大振りだけせず、中に入っていって良い」という岡見勇信のアドバイスを受けた中村は、左ミドルハイ。パク・オジンも右ハイを繰り出す。ヘッドムーブでパンチをかわした中村の左ローが急所に入り、試合が中断される。再開後、インローを入れたパク・オジンが右ハイへ。蹴りをキャッチされても、しっかりとテイクダウンをカットする中村はここでも左ボディストレート、そして左で顔面を狙う。

パク・オジンは左ハイをかわし、右ミドルを蹴る。ゆっくりした動きから前に出て左を当ててた中村はパンチに距離を取りながら、パク・オジンのダブルレッグに左ヒザ蹴り一閃。頭から崩れ落ちたパク・オジンを、右のパウンド2発で失神に追い込んだ中村京一郎が準決勝進出を決め、「オクタゴンでファンのエネルギーを感じだ。それだけ。ここは僕の世界、1人ひとりが持っている世界感を出せば、勝っても負けての良いんじゃない(笑)」と精神世界論を英語で披露した。


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