【Road to UFC S04 Ep01】吉田開威、距離をキープしきれず。シュアイの左を被弾してTKO負け
【写真】スイッチを駆使して打撃の圧力をかけたシュアイ。吉田はそれを捌ききれなかった(C)Zufffa/UFC
<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
イン・シュアイ(中国)
Def.1R4分38秒 by TKO
吉田開威(日本)
サウスポー同士の両者、吉田がスイッチして右ミドルから飛び込む。シュアイも右フックを返し、左ストレートで前進。吉田がジャブから左ミドル、シュアイがそこにダブルレッグで飛び込む。これを切って距離を取る吉田はガードを下げた構えから細かくステップしてジャブと右の関節蹴り。シュアイがオーソドックスに構えると、吉田の左インローがローブローになってしまう。再開後、オーソドックスに構えるシュアイが右ストレート。吉田の左ミドルに飛び込んでテイクダウンを狙い、吉田がバックを狙うがシュアイが吉田を突き放す。引き続きオーソドックスに構えるシュアイ。吉田は距離を取りながら右フックとスピニンフバックフィスト、インローを蹴る。
シュアイがそこに右ストレートを合わせると、シュアイは吉田にローブロ―をアピールする。再びシュアイが右ストレートを当てると吉田が膝をつくが、すぐに立ち上がってスピニングバックフィストを繰り出す。吉田が左ミドル、ジャブからスピニングバックキックを狙う。シュアイが前手で細かいフェイントを入れて右のボディストレートと右ハイキック。吉田が細かく身体を振って右から左ストレート、スピニングバックフィスト。シュアイはサウスポーに構えてシングルのフェイントを見せて、ジャブから左ロー。吉田も左ローを蹴り返す。シュアイは左ロングフックで前進。吉田は右の前蹴りで距離を取って、細かくジャブを突く。
シュアイもジャブから前進。吉田が右の蹴りのフェイントを入れると、シュアイが右手でそれをすくう素振りを見せてから左ストレートを強振。この一発でダウンを奪うと一気にパンチを連打し、レフェリーストップを呼び込んだ。試合後、シュアイは「夢のようだ。今日は、準備してきた通りのパフォーマンスを見せられた。去年はコンサバすぎたから、アグレッシブに戦った」と語った。