【LFA202】ヤバい相手かも?? 上久保と対戦、マテウス・サントス「UFCでやっていけることを証明する」
【写真】超ショートノーティス参戦、長距離の移動がありながら、思った以上に絞れていたサントス(C)MMAPLANET
21日(金・現地時間)にニューヨーク州サラマンカのセネカ・ナイアガラ・リゾート&カジノで開催されるLFA202「Nkuta vs Garcia」。コメインの140ポンド契約マッチで上久保周哉と戦うマテウス・サントスは日曜日にオファーを受けて、ブラジルから計量前日に現地入りを果たした。
Text Manabu Takashima
UFCファイターになるための千載一遇のチャンスと、上久保戦に食いついたサントス。絶対に侮ることはできないファイターだ。
――マテウス、計量直後にインタビューの機会を頂きありがとうございます。
「こちらこそ、ありがとう。僕は柔道をやっていたので、人生という部分で日本の文化をとても尊敬している。そんな日本のファンに僕のことを知らせてくれて感謝しているよ。それにLFAで日本人選手と戦えるなんて嬉しい限りだよ」
――押忍。先週、日曜日のオファーで水曜日に現地入り。そして計量を無事パスしました。今の気持ちを教えてください。
「凄く体重を落として、ここまでやってきて計量がパスできた。凄く良い気持ちだ。3日間で体重を落とし、米国にやってきた。この機会を得られて、嬉しい。こういう時のためにずっと準備をしてきたから」
――それにしても4日前のオファーを了承して、ブラジルからこのカナダ国境の米国の街まで来られるものなのですね。
「僕の目標はUFCファイターになることだ。それにはLFAからUFCというプラットフォームに乗ることが一番だ。UFCと契約するための最大のチャンスがあるLFAというステージで戦うことができるなら、例え2日前、いや試合の前日でもオファーを受けるよ」
――その価値がLFAにあるということでしょうか。
「世界に出ていける一番大きな扉を開けているのが、LFAなんだよ」
――上久保選手の研究をする時間は無かったと思いますが、印象を教えてもらえますか。
「3日間では相手のことは研究できない。だから、自分の一番得意な戦い方で彼を止めるつもりだ。バックグラウンドは関係ない。レスリング、柔術、キックボクシング、どのスタイルの持ち主とも戦う準備はできている。誰とでも戦う」
――マテウスの試合映像を数試合チェックしましたが、腕十字の仕掛け等が非常に素早い印象を持ちました。
「ありあとう。ただ、僕はシュートボクセでずっと練習をしているから、打撃の自信もある。柔術も同じで黒帯を巻いているけど、日々の取り組みで常に進化している。人の一歩先、二歩先にいけるように練習中も意識してやってきたんだ。
そうだね、カミクボには打撃勝負という選択もあるね(笑)。試合がどのような局面を迎えようとも、問題ない。ここで勝って、僕がUFCでもやっていけることを証明する」
■視聴方法(予定)
2月22日(土・日本時間)
午前10時00分~UFC FIGHT PASS
■ メイン対戦カード
<フライ級/5分3R>
プミー・ヌクータ(米国)
エイドリアン・ガルシア(米国)
<140ポンド契約/5分3R>
上久保周哉(米国)
マテウス・サントス(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
ジョー・テイラー(米国)
フィリップ・ラトゥ(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
シエラ・ディンウッディ(カナダ)
ニコール・アギーレ(米国)
<ライト級/5分3R>
ファダース・ナイイミ(カナダ)
ジェイコブ・ウィギインズ(米国)