【Shooto2024#08】11.30後楽園、岡見勇信が世界ミドル級王座をかけてキム・ジェヨンと再戦
【写真】約2カ月後に世界王座をかけて戦うケージで、岡見は自らを鼓舞した(C)MMAPLANET
11月30日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#08にて、修斗世界ミドル級王座決定戦=岡見勇信×キム・ジェヨンが決定した。
Text by Takumi Nakamura
修斗世界ミドル級王座はシアー・バハドゥルザダが保持しているが、2020年4月のONE Championship公式サイトに掲載されたインタビューでバハドゥルザダが現役引退とコーチ業に専念することを表明していた。
岡見とジェヨンは昨年12月「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」で対戦し、判定2-1で岡見が勝利。約1年のぶりの再戦は世界タイトルをかけたダイレクトリマッチとなった。このカードは9.22S修斗後楽園大会内で発表され、修斗での世界戦が決まった岡見がケージでの挨拶に立ち、ジェヨンのコメントも代読された。詳細は以下の通り。
岡見勇信
「もう今も緊張しています。修斗からこのオファーをいただいて熟考しました。、今の自分に歴史ある修斗のベルトをかけて戦うことができるのか。もう一度、キム・ジェヨンという強いハードなファイターと5分5R戦うことができるのか。何度も問いかけました。怖かったですけど、自分の奥底に残っている炎がベルトをかけて戦えるなら、やらないわけにはいかないだろうと(怖さを)押し切りました。
先輩たちが修斗でたくさん戦って ベルトを巻く姿、そして激闘する姿を見てきました。修斗後楽園で戦えることがうれしく思います。そして今自分は43歳、これが最後のチャンスだと思っています。ここまで来たらやるしかないと思っています。今自分は若い子たちを指導していますけど、彼らと一緒に戦うことが恥ずかしいという想いもあります。でもそれもどうでもいいです。ベルトが欲しい、ベルトを獲るんだ、その姿を見せるので応戦よろしくお願いします」
キム・ジェヨン
「最も歴史が伝統がある修斗でチャンピオンになるということは誰もが一度は夢見ることです。そして日本の極真空手からスタートした自分にとって光栄極まりないことです。そしてこうして再戦するチャンスをもらえたことに感謝しています。前回を超える素晴らしい試合をしましょう」