【Shooto2024#08】シモン・スズキが中池武寛をパウンドアウト。新人王決定T決勝進出で「なめんなよ」
【写真】ラウンド終盤でトップを取ると、そのチャンスで一気に仕留めた(C)MMAPLANET
<2024年フライ級新人王決定T準決勝/5分2R>
シモン・スズキ(日本)
Def.1R4分37秒 by TKO
中池武寛(日本)
中池がジャブと左フック、シモンも左ストレートを返す。一度は組みの攻防になるも、すぐに離れる。中池は右ストレートから左フック、シモンは左ストレートで前に出る。シモンは中池の右をかわしてパンチをまとめ、中池は右ストレートを返す。シモンが左ストレートを当てると、一瞬、中池の腰が落ちるがすぐに組みつく。中池がスタンドでバックにつくと、シモンは正対して中池をケージに押し込んで細かいパンチとヒザ蹴りを入れる。
中池も態勢を入れ替えてバックにつき、テイクダウンを狙いながら足をフックする。シモンはスタンドをキープし、中池はテイクダウンを狙いながら足をフックしようとする。シモンはそれをさせずに正対し、パンチからヒザ蹴り。中池が組みついてケージに押し込むと両者の動きが止まってブレイクとなる。再開後、シモンが打撃のプレッシャーをかけて左ストレート。中池の首を押さえてコントロールすると、組みつこうとする中池だったら、そのまま自らグラウンドで下になる。
ここでシモンが一気にヒジと鉄槌を連打する。ここで中池の動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。試合後、シモンは「俺のこと弱いとか言ってるヤツいるけどなめんなよ。俺強ぇから。これからどんどん勝っていくんで」と語った。