この星の格闘技を追いかける

【Bellator CS2024#04】菊入が1年5カ月振りの試合で北米2連続KO勝利! 最終回にテラドを左ミドルで沈める

【写真】見事なKO勝ち。試合後に安藤晃司ネバークイット代表と(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
菊入正行(日本)
Def.3R2分54秒 by TKO
ハーマン・テラド(グアム)

サウスポーの菊入が右ジャブを突くと、テラドは右フックを振るう。左前蹴りからテラドをケージ際に詰めていく菊入。オーソドックスにスイッチした菊入が左ジャブを見せると、テラドの左フックが顔面を捉えた。菊入が前蹴りを突き刺すも、テラドの左フックも当たる。右カーフを蹴った菊入は、左三日月蹴りを突き刺す。左のトリプルから左の三日月に繋げた菊入が、さらに右カーフでテラドを下がらせる。ここでテラドが一気に距離を詰めて組んだ。

ボディロックからリフトアップで菊入をマットに叩きつける。すぐに立ち上がった菊入に対し、テラドが右腕を差し上げてケージに押し込む。切り返して離れた菊入がケージに詰めてパンチを浴びせる。テラドも右アッパーを返したが、そのまま押し込まれて右ヒジを受ける。テラドもパンチを振りながら前に出たが、菊入がボディロックからグラウンドに持ち込んだ。シングルバックから右腕を首に回す。その腕をテラドがキムラで抱えるも、ここで初回が終了した。

2R、菊入が左ハイを見せる。ワンツーから右カーフへ。サウスポーにスイッチした菊入にテラドがパンチを連打するも、クリーンヒットはない。オーソドックスから右ローを蹴る菊入は、スイッチしながらワンツーを伸ばす。初回に食らっていたテラドの左フックをかわし、バックステップで自身の距離を保っている。オーソドックスで左の前蹴りを散らす菊入が、左ジャブを突いてテラドを中に入れさせない。

右ボディストレートが効いたか、テラドの動きが落ちた。右ストレートから左ボディアッパーに繋げる菊入。テラドのパンチを受けてバランスを崩した菊入だが、すぐに自分の距離に戻す。右ガードを固めた。ワンツー、右ローで距離を保つ菊入に対し、テラドがシングルレッグで組んだ。自らマットに背中を着いた菊入は、逆にテラドの左足に絡みシングルレッグでケージに押し込んでいった。

最終回、菊入が右ガードを上げて距離を詰める。左ジャブ、ワンツー、左ボディと攻め立てていく。テラドが前に出て来ると一旦離れ、前後の動きでパンチを見せる。しかしテラドも左フックを狙う。左ジャブ、左前蹴り、左ボディストレートから飛び込んだ菊入がケージまでドライブした。

左に回ったテラド。ケージ中央に戻り、菊入が左ジャブを当てる。シングルレッグからドライブしたテラドに対し、菊入が右腕を差し上げて切り返す。離れ際に左ミドルを当てると、この一撃でテラドがダウン。すぐさま菊入が左パウンドを追撃すると、レフェリーが試合を止めた。


PR
PR

関連記事

Movie