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アスクレン、ウェルター級王者に。アルバレスは地元に錦

21日(木・現地時間)、ペンシルバニア州フィラデルフィアのリアコウラス・センターで行われたBFC33。メインに地元在住のエディ・アルバレスが出場、シーズン2ライト級トーナメントに出場して、大いに話題を提供しながらも準決勝敗退したロジャー・フエルタと対戦した。

本来ならシーズン2優勝のパット・カーランと防衛戦を行う予定だったアルバレスだが、カーランの負傷でフエルタが代役出場となり、ある意味、話題性は増したカードとなった。パンチのラッシュで一世を風靡し、その後、ベラトールFCシーズン1ではテイクダウンから確実に一本を奪うスタイルを取り入れたアルバレス。今回は地元のメインということもあり、スタンドで打撃主体の攻めを見せた。

なかでも左のアウトサイド、右のインサイドローを有効に使い、すぐにフエルタにダメージを与えた。その後、一度はパンチを浴びフラッシュダウンも喫したアルバレスだが、ローを効かせてから接近戦でフエルタの左目周囲を破壊。フエルタは3Rのスタートに呼応できず、アルバレスが地元でTKO勝ちを収めた。

なお、BFC世界ウェルター級選手権試合では、終盤やや動きが落ちたものの、ベン・アスクレンが圧倒的なテイクダウン能力とマウント奪取で、終始試合を有利にする3-0の判定勝ちでライモン・グッドを破り、王座奪取。これでシーズン1で誕生した世界王者は、フェザー級のジョー・ソトに続き、ウェルター級でも王座陥落となった。

この日、BFCデビューを迎えたアテネ五輪米国柔道代表のリック・ホーンは見事な一本背負いからパウンドの連打で、ルヴォン・メイナードをTKO、その他、ウィルソン・ヘイスがダヴィダス・トラセビュチス、ルイス・アゼレードがエドワード・ゲディス、そしてティム・カーペンターがジャマル・ピーターソンから、それぞれ判定勝ちを収めている。

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