【TTFC10】メインにエフェヴィガ雄志が出場。TTFC Challangeが練馬で活動再開、その真意は?
【写真】国際戦なのか、国内格上との対戦なのか。楽しみなエフェのメインだ (C)MATSUNAO KOKUBO
20(月)、TTMより8月16日(金)に東京都練馬区の練馬coconeriホールでTTF CHALLENGE10の開催が発表されている。
Text by Manabu Takashima
TTMを率いる長南亮氏が引退試合を行ったTRIBE TOKYO FIGHTの名を継ぎ、2014年5月に若手の育成を目的としたTTF Challengeの第1回大会が行われてから10年、コロナ禍の2019年12月の大阪(プロ修斗公式戦とのダブルヘッダーで、プロ修斗公式戦も3試合組まれた)大会以来、4年8カ月振りの活動再開となる。
東京でのTTFCは、まさにコロナ直下の2020年7月の無観客大会以来、TTMのお膝下である練馬でのイベントは実に2017年10月以来、6年10カ月振りとなる。
コロナ下でのTTFCは育ってきた選手たちに、コロナで大会が減ったことをうけての再開だったが、ここにきて長南亮が再び自らのイベントを仕切る理由は何なのか。プレスリリースには「自主興行の必要性はなくなっている昨今ではありますが、若手選手たちと共にホンモノの戦いを提供できれば」という言葉が添えられている。
その真意に関しては、MMAPLANETは長南氏に改めて尋ねる所存ではあるが、リリースで対戦カードの発表等は見られなかったなかで──メインでエフェヴィガ雄志が戦うことが明らかとなっている。日曜日のプロ修斗公式戦で、中国のYFUとの対抗戦に抜擢され、アイーシアオを左ボディからパウンドアウトしたエフェは、昨年Combateでも勝利しておりキャリア8連勝と順調に戦績を伸ばしてきた。
育成段階を乗り越え、ステッピングボードとなる試合が必要になってきたエフェに対し、どのような対戦相手が用意されるのか。ONE FFで惜敗を喫した後藤丈治や修斗、パンクラスでキャリアを積む若いTTM勢の出場を含め、対戦カードの発表──修斗のプロモーターライセンスを取得したこともあった長南氏が、修斗公式戦を組むのか等、全容の発表を待ちたい。