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【TTFC11】エフェヴィガがRTU以来の再起戦。4連勝中のキウイ・ファイター=ジョブリンを迎え撃つ

【写真】エフェにとってジョブリンはRTUでの敗戦の教訓が試される対戦相手だ (C)TAKUMI NAKAMURA/TTM

14日(月)、Tribe Tokyo MMAより9月14日(日)に東京都練馬区の練馬coconeriホールでのTTF CHALLENGE11開催及び対戦カード発表があった。
Text by Takumi Nakamura

昨年8月にTribe Tokyo MMA(TTM)のおひざ元である練馬にて、約3年8カ月振りに活動を再開したTTF CHALLENGE(TTFC)。今回は2年連続で練馬coconeriホールでの開催となり、メインイベントは昨年に続いてエフェヴィガ雄志の出場が決まった。


エフェはRoad to UFC(RTU)で初戦敗退に終わって以来の再起戦。大会後のMMAPLANETでのインタビューでもTTFCでの復帰を示唆していたが、それが正式に発表された形だ。

対戦相手はマオリ族の血もひくキウイ・ファイターのキーラン・ジョブリン。ジョブリンは2009年にプロデビューし、28勝15敗と40戦以上のキャリアを誇る。2017年6月にパンクラスで徳留一樹と対戦しており、この時は判定で敗れているが、現在は豪州のHEX Fight Seriesを主戦場に戦い、4連勝を収めている。

また2023年11月には今年のRTUに出場したも元Eternal MMA王者ジャック・ベッカーとも拳を交えており、エフェにとってはRTUで敗れたドン・マーファンと同じオセアニアのファイターと対戦することになる。

Eternal MMAでのベッカー戦、デヴィッド・マルチネス戦ではいずれも敗れているジョブリンだが、どちらの試合でもスクランブル・バックを巡る攻防では粘り強さを見せて、ともにフルラウンドを戦い抜いている。マーファン戦では打撃を効かせながらもしつこいテイクダウンに手を焼いたエフェとしては、今回のジョブリン戦は前回の教訓が試されるマッチアップになったと言える。

そのほか決定カードとして藤田ムネノリ ×千種純平、シャ・ランディ×石田裕星、テヘラン・カトウ×ソー・トウィワーの3試合も決定。出場予定選手として石井逸人、阿部光太のTTM勢、TTFC常連の上田直毅も発表されており、全9試合が予定されている。TTM長南亮代表らしい、骨太なマッチメイクに期待したい。

■大会情報
9月14日(日)練馬Coconeriホール
午後4:00~

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