＜Road to UFCライト級準々決勝／5分3R＞
ドン・マーファン（豪州）
Def.3-0:29-27.29-27.29-27.
エフェヴィガ雄志（日本）

スイッチしながら距離をつくるエフェヴィガが、右カーフを当てる。オーソドックスで左ジャブ、左カーフで攻めるエフェヴィガにマーファンが組みついた。左腕を差し上げてケージに押し込むマーファンが、右腕を両脚の間に通す。差し返すエフェヴィガ。マーファンはシングルレッグに切り替えるも、エフェヴィガが右オーバーフックで耐える。左腕を差し上げて切り返したエフェヴィガは、ボディロックで捕らえた。四つから左ヒザを突き上げ、首相撲でもヒジを打ち合う。離れると左ボディストレートを突き刺し、マーファンをケージに押し込んだ。離れたエフェヴィガにボディロックで飛び込んだマーファンが、エフェヴィガに背中を着かせる。ハーフで守るエフェヴィガに、マーファンは左ヒジをこすりつける。さらに左ヒジを連打して初回を終えた。

2R、エフェヴィガはサウスポーでスタートする。早々に組みつくマーファン。エフェヴィガに切り返されると、右ヒジを放っていく。差し合いから右ヒジを受けたエフェヴィガも、左ボディを突き上げる。ケージに押し込んだが、マーファンがヒジ→ボディロックでテイクダウンを奪う。右腕を差し上げたエフェヴィガはフックガードからクローズドへ。マーフィンは右ヒジで、エフェヴィガの左目尻を切り裂いた。

下から動くエフェヴィガに対し、マーファンは左側へ一本足を越える。さらにパス→マウントを奪取したマーファンが右ヒジを落とすと、エフェヴィガはうつ伏せになる。バックマウントを奪われながら立ち上がるエフェヴィガ。マーファンが押しつぶしてRNCへ。苦しい表情を浮かべるエフェヴィガだが、ここは何とか耐える。トップをキープしたマーファンが右ヒジを当てると、大きな衝撃音が響いた。

最終回、エフェヴィガが距離を詰めて左アッパーを突き上げる。やはり組んでくるマーファン。投げを耐えたエフェヴィガがダーティボクシングで左ヒジから左ボディを突き刺すと、マーファンの動きが止まる。ケージに押し込みながら両腕を差し上げたエフェヴィガ。マーファンの左目尻から大量の出血が見られる。さらに左ヒジを打ち込むエフェヴィガは、首相撲で抱えられるとボディを連打する。しかし離れたところで、マーファンの連打がエフェヴィガの顔面を襲う。

真っ直ぐ下がるエフェヴィガだが、組まれると切り返してケージに押し込んだ。右カーフを効かせ、組んできたエフェヴィガに左ヒジ、左ストレートを打ち込む。さらに左ボディを2発。体をくの字に曲げ、そのまま組みつくマーファン。切り返して離れたエフェヴィガが、やはり左ボディへ。ケージ際の差し合いから、左テンカオ、左ストレート、右フックでマーファンのアゴを跳ね上げた。しかしマーファンに組みつかれ、逆転を封じられた。

裁定はマーファンがユナニマス判定勝ち。マーファンは「ユージは11勝0敗なんて、なかなかできない。本当に力のあるファイターで尊敬している。誰だってカットする」と語り、準決勝ではパク・ジェヒョンと対戦することに。RTU準々決勝2日目は日本人が全敗、トーナメント準決勝進出は中村京一郎のみという結果に終わった。

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