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【LFA177】危険度ゼロ・パーセント。シャミドカン・マゴメドフがスミスを倒し暫定ウェルター級王座に就く

<LFA暫定ウェルター級王座決定戦/5分5R>
シャミドカン・マゴメドフ(ロシア)
Def.1R3分55秒by TKO
デヴィン・スミス(米国)

マゴメドフの左リードフックに右を被せて行ったスミス。マゴメドフはジャブを当てて組みつくが、スミスは投げを合わせる。スクランブルからダブルでテイクダウンを決めたマゴメドフは、ケージにスミスを押し込む。そのままスクランブルを許さず、バックを制したマゴメドフが両足をフックしてパンチを頭部、顔面に打ち込む。マゴメドフは狙い済ましてパンチを打ち分け肩ヒザをついた状態のスミスに対し、両足フックを続ける。

ヒジ打ちから左右のパンチを続けるマゴメドフは、スミスが立ち上がろうとした刹那、RNCを狙い亀に戻させる。ここからパンチの回転度を早めたマゴメドフが殴り続けると──ついにレフェリーが試合をストップ。全く危なげがないファイトで、マゴメドフは暫定ウェルター級チャンピオンの座に就いた。

「投げは少し驚いた。でも、全く問題なかったよ。絞め、関節技があるけどMMAではパンチが一番。そこで痛めつけると、サブミッションにいけるわけだし。僕自身は2Rでも、3Rでも5Rを戦うことは問題ないけど、彼がもたなかった」とマゴメドフは話した。


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