【LFA200】暫定王者マゴメドフが完璧にTD&コントロールから、アントニスをRNCで仕留め統一王者に
<LFAウェルター級王座統一戦/5分5R>
シャミドカン・マゴメドフ(ロシア)
Def.1R4分36秒by RNC
ヴァニウト・アントニス(ブラジル)
戦前の予想では暫定王者マゴメドフに分があるとみられている一戦。ダブルのリードフック、右カーフを蹴ったマゴメドフに対し、アントニスがジャブを当てる。マゴメドフを左フックからレベルチェンジ、そのままアブルレッグでテイクダウンを決める。ケージを背負ってヒジを落とすアントニスだが、マゴメドフがリストを取って寝かせにいく。サイドバックでパンチ&エルボーを打ち付けるマゴメドフは、ハーフガードのアントニスからしっかりとトップを奪取する。
マゴメドフはニースライスの圧をかけ、右の拳を打ちつける。アントニスは背中を譲らないようスクランブルを狙い、背負って座る。マゴメドフはボディロックでコントロールし、マウントを奪取する。アントニスはケージキックでスクランブルに持ち込み、スタンドへ。直後にマゴメドフはダブルレッグでテイクダウンし、バックに回る。ボディトライアングルからRNCをセットしたマゴメドフが一本勝ちで統一王者となった。
チャンピオンベルトともに黒帯を巻かれたマゴメドフは「アメージングだ。正直、彼はタフでグラウンドでパンチを入れるのも簡単じゃなかった。コーナーマンからタイムを聞かされ、極めにいくかスタミナを浪費を控えるか。極めることを選んだ。5R戦というのは十分に理解していたんだけどね」と話した。