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【A1C14】ユライア・フェイバー率いるA1Cで夜叉坊が、元LFA王者でマチダ空手の後継者と対戦

【写真】既に今年3戦目と、なかなかのペースで実戦経験を積んでいる夜叉坊とKarate Combatから復帰となるソウア(C)MMAPLANET&LFA

2日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロスアンゼルスのコマース・カジノで開催されるUrijah Faber’s A1 Combat14「Sanchez vs Hoch」に石原夜叉坊が出場し、ブルーノ・ソウザと対戦する。
Text by Manabu Takashima

2021年1月のプロ修斗公式戦出場以来、北米フィーダーショー・シーンのFury FC、A1C、XMMA、Up Next Fightingなどで7試合を戦い3勝3敗1分と奮闘を続ける夜叉坊が、5月のヴィンス・モラレス戦の敗北からカムバック戦を戦う。


対戦相手は、そのモラレスに続き元UFCファイターのソウザだ。LFAフェザー級王者からUFCに進んだソウザだが、2連敗でリリースされるとKarate Combatと契約。45度の壁に囲まれたスクウェアマット上で3分3R、道着の下のみ着用でヒザとヒジは反則、組みはOKでパウンドを落とせる時間は5秒というルールで戦ってきた。

シンゾー・マチダの愛弟子のソウザは、伝統派空手のようなステップと距離から、接近戦になるとフック系のパンチを振るストライカーだ。実はこのソウザは、松嶋こよみがDEEP初出場の際に、日本人の対戦相手が見つからず国際戦にカードがシフトされた時、真っ先にマネージメント契約を結ぶBlack houseに出場が打診されたのが、ソウザだった。結果的にKarate Combatとの契約が残っておりDEEP出場はなかった。

その後、シウバはKarate Combatのルイス・ホシャ戦で敗れ1年5カ月振りのMMAが、A1 Combatでの夜叉坊戦となる。LFAとUFCではフェザー級、Karate Combatではライト級とほぼノーマルで戦ったこともあるソウザが、今回はバンタム級で戦う。夜叉坊としては、慎重な探り合いという展開はマチダ・カラテの庭といえるので、大胆な攻撃とテイクダウンを織り交ぜるMMAを披露することを期待したい。

なお今大会のメインはメキシコのUltimate Warrior Challenge、Combat Globalで戦績を積み、LFAでも1勝を挙げているアレックス・サンチェスが、ライト級王座決定戦でエディ・ホクと戦う一戦だ。キャリア13勝3敗のボクサーMMAファイターのサンチェスと、ベアナックルファイトも経験しているホク。

ホクは2014年からMMAは7年のブランクがあり、6年振りの実戦はMMAでなくベアナックル・ボクシングだった。

以前は組みと打撃をミックスしたファイターだったホクだが、今ではバチバチのブロウラーになっている公算も高い。とはいえチャンピオのレベルが、プロモーションのレベルを図る物差しになる。今後、夜叉坊に続き日本人選手の出場も噂されるA1 Combatのチャンピオンシップの質は──いかに。

■視聴方法(予定)
9月3日(日・日本時間)
午前11時00分~UFC Fight Pass

■ 主な対戦カード

<A1Cライト級王座決定戦/5分3R>
アレックス・サンチェス(メキシコ)
エディ・ホク(米国)

<フライ級/5分3R>
アイマー・ヘルナンデス(米国)
ロドニー・ケアロヒ(米国)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・フィゲロア(米国)
シェラード・ブラックレッジ(米国)

<バンタム級/5分3R>
スティーブ・モラ(米国)
ジェイムス・ギドリー(米国)

<フライ級/5分3R>
クリストファー・クルーズ(米国)
ミゲール・セハ(米国)

<バンタム級/5分3R>
石原夜叉坊(日本)
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

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