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【Shooto2025#10】夜叉坊が大阪大会&バンタム級で再起。6戦6勝6KOの宮口龍鳳を迎え撃つ

【写真】約2年ぶりのバンタム級戦となる夜叉坊。9月の倉本一真戦が流れた宮口だったがビッグチャンス到来だ(C)MMAPLANET

11月22日(土)大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAで開催されるShooto2025#10 in OSAKAの主要対戦カードが発表された。
Text by Takumi Nakamura

昨年12月からスタートし、今回で3度目となるGORILLA HALL大会。過去2大会では田上こゆる×旭那拳の世界ストロー級王座決定戦やダイキライトイヤー×永井奏多の世界バンタム級暫定王座決定戦が組まれてきたが、今大会では石原夜叉坊改め、石原“夜叉坊”暉仁と宮口龍鳳のバンタム級戦が決まった。


夜叉坊は昨年12月のGORILLA HALL大会で約4年ぶりの国内&修斗復帰戦を果たし、轟轟を左フック一発でマットに沈めたものの、続く5月の青井太一戦では青井の左フックを被弾し、最後は立ち上がり際の右フックでKO負けを喫している。夜叉坊は2023年9月のブルーノ・ソウザ戦以来のバンタム級でのリスタートとなる。

対する宮口は昨年のバンタム級新人王で、ここまでの戦績は6戦6勝6KO。当初9月のニューピアホール大会で倉本一真との対戦を予定していたが、倉本が負傷欠場となり、試合がキャンセルとなっていた。宮口にとっては仕切り直しの一戦で夜叉坊が用意された形だ。

轟戦では左フックの精度・威力の健在ぶりを見せた夜叉坊だが、青井戦では青井のステップイン→左フックに反応できずKO負けを喫している。久々のバンタム級で夜叉坊自身の打撃のスピードと威力がどう変わるか。

宮口はフルコント空手出身で三日月蹴り・ヒザ蹴り・ストレートと右の打撃を得意にしており、特にVSサウスポーでは右の攻撃が有効になる。当然それはサウスポーの夜叉坊に対しても同じで、宮口の右の打撃に夜叉坊がどう対処するかも重要なポイントだ。

その他にも山本健斗デリカットが昨年新人王のヒカルを迎える一戦やインフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級公式戦=嶋屋澪×片山智絵など5試合が決定している。

■Shooto2025#10 in OSAKA対戦カード

<バンタム級/5分3R>
石原“夜叉坊”暉仁(日本)
宮口龍鳳(日本)

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット(日本)
ヒカル(日本)

<インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級/5分2R>
嶋屋澪(日本)
片山智絵(日本)

<フェザー級/5分2R>
グ・ジユン(日本)
稲葉祥真(日本)

<2025年度新人王Tフライ級準決勝/5分2R>
龍城(日本)
浅井大海(日本)

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