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【ROAD FC65】ナンディンエルデンがキャプテンをパウンドアウト。ライト級決勝でソロヴィエフと対戦へ

【写真】キャプテン☆アフリカはテイクダウンを奪えず。ナンディンエルデンのパンチの強さが光った(C)ROAD FC

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(韓国)
Def.1R4分33秒 by TKO
キャプテン☆アフリカ(日本)

韓国在住のモンゴル人ファイターであるナンディンエルデンは、今回の試合前に韓国籍を取得し、名前もキム・インスとなったという。試合は開始早々、ナンディンエルデンが距離を詰めた。サウスポーのキャプテンが左インローを当てる。互いのローが交錯し、さらにパンチが当たる。プレスを務めたキャプテンが、ケージを背負ったナンディンエルデンにダブルレッグで組みつく。ボディロックに切り替えても倒れないとみるや、キャプテンがケージキックから引き込んだ。

クローズドガードの中に入ったナンディンエルデンが上下にパンチを散らす。連打を受けるキャプテンだが、ナンディンエルデンの左腕を取って腕十字へ。しかし、これは極まらずナンディンエルデンがパウンドの雨を降らせた。ここでナンディンエルデンが立ち上がり、レフェリーがブレイクをかけて試合はスタンドに戻った。右アッパー、右フックを振るうナンディンエルデンのパンチをかわしてキャプテンがダブルレッグへ。テイクダウンできず、ここでもキャプテンが背中を着いた。あくまでナンディンエルデンはスタンド勝負を要求する。

スタンドに戻り、キャプテンはダブルレッグをスプロールされ、ボトムを強いられてしまう。ナンディンエルデンのパウンドに防戦一方となるキャプテン。残り30秒で亀になり、そのままレフェリーが試合をストップした。

マックス・ザ・ボディをKOしたアルトゥル・ソロヴィエフとトーナメント決勝を争うことになったナンディンエルデンは「勝てて気分が良いです。必ず優勝します」と語った。直後にソロヴィフがケージインして「見どころ満載の試合をします」とアピールすると、たナンディンエルデンは再びマイクを持ち、「強い選手と戦いたくて、ロシアのレスリングが強い選手と戦えてうれしいです。でも、Road FCのトーナメントはそんなに簡単に勝てるモノじゃないです」と答えた。


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