【Bellator298】荒々しさの中にも繊細なテクニック、アウベスがホッジを豪快KO
【写真】サークルケージ初陣で印象的な勝利を挙げたアウベス。次も見てみたいのだが……果たしてBellatorの旗の下で試合は組まれるのか(C)BELLATOR
<バンタム級/5分3R>
マルシルリー・アウベス(ブラジル)
Def.1R3分53秒by KO
ジェレル・ホッジ(米国)
ジャブを突くホッジに対し、アウベスは構えをスイッチしながら右ローを蹴る。ホッジが右フックを打つと、アウベスも左フックを強振する。ホッジは右のパンチを見せて、そこから右ハイキックにつなげる。アウベスはサウスポーに構えて右フックから左ストレートを伸ばし、右ジャブを顔とボディに散らす。ホッジがジャブとインローを蹴ると、アウベスも右ローを蹴り返し、左フック・左ストレートを打ち分ける。
アウベスのパンチに対してブロックを固めるホッジだが、そこにアウベスは右から左フック・アッパーを勢いよく打ち込む。一旦距離が離れると、アウベスはサウスポー、オーソドックス、サウスポーと構えを小刻みに変え、左のロングフックから返しの右フック。
これでホッジの顔面を打ち抜いてダウンを奪うと、そのまま一気にパンチを連打して、レフェリーが試合を止めた。荒々しさの中にも細かい散らしやスイッチなど繊細なテクニックを見せたアウベスが豪快なKO勝利を収めた。