【PFL WT2025#02】計量終了 バンタム級1回戦は全てのカードが変更。渡辺華奈は問題なく、計量クリア
【写真】左がモーニング計量。右がセレモニアル計量時の渡辺(C)PFL
11日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・フロリダで開催されるPFL WT2025#02の計量が10日(木・同)に行われた。
Text by Manabu Takashima
まずファイトウィークに入って、コメインでジュリアナ・ヴェラスケスと対戦予定だったタイラ・サントスが欠場となり、補欠戦にラインナップされていたエカテリーナ・シャカロワが本戦に昇格。ただし試合順として、ブラジル✕ウクライナ対決はコメインでなく、プレリミメインに降格となった。
代わってコメインではリズ・カモーシェ✕イララ・ジョアニ戦がメインカード唯一の女子フライ級トーナメントとしてマッチアップされることに。
バンタム級に関しては既にメインでレアンドロ・イーゴと拳を交えるはずだったマゴメド・マゴメドフが欠場となり、ジョシュ・レッティングハウスと相対することが決まっていた。しかしレッティングハウスがメディカルを通らず、女子フライ級Tと同様に補欠戦でヴィルソン・ンドレジョニ戦を控えていたマルシルリー・アウベスが、イーゴの相手に抜擢された。マルシルリー・アウベスは第1試合からメインに試合順が変わったこととなる。
この試合直前の変更以前にバンタム級Tではジェイク・ハードリー✕サラバルジョン・ハミドフは後者。キアラン・クラーク✕カスム・カスモフは前者。アリ・タレブ✕ザベンズイ・ルイツは両者が揃って欠場。結果、フランチェスコ・ヌッツィ✕マテウス・マトスがバラされ、ヌッツィは昨年11月にDEEPで後藤丈治と対戦したマンド・グティエレスと、マトスはハードリーと1回戦でぶつかる。
加えてカスモフの新しい対戦相手ジャスティン・ウェッツェルは138.4ポンドで、計量失敗。しかしながら、補欠戦出場の機会を失ったヴィルソン・ンドレジョニに代役の白羽の矢が立つことなく、計量失敗でトーナメント初戦の場にウェッツェルは登場する模様だ。
ポイント計算がなくても、十分に混乱状態のPFL World Tだが、渡辺華奈は対戦相手のジェナ・ビショップとともにクリアしており、世界制覇に向け最初の関門のクリアを目指す。
■視聴方法(予定)
4月12日(土)
午前8時45分~U-NEXT
■PFL WT2025#02計量結果
<バンタム級T1回戦/5分3R>
レアンドロ・イーゴ: 135.6ポンド(61.5キロ)
マルシルリー・アウベス: 136ポンド(61.69キロ)
<女子フライ級T1回戦/5分3R>
リズ・カモーシェ: 126ポンド(57.15キロ)
イララ・ジョアニ: 124.8ポンド(56.6キロ)
<バンタム級T1回戦/5分3R>
フランチェスコ・ヌッツィ: 135.4ポンド(61.41キロ)
マンド・グティエレス: 135.8ポンド(61.59キロ)
<バンタム級T1回戦/5分3R>
カスム・カスモフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジャスティン・ウェッツェル: 138.4ポンド(62.77キロ)
<女子フライ級T1回戦/5分3R>
ジュリアナ・ヴェラスケス: 126ポンド(57.15キロ)
エカテリーナ・シャカロワ: 125.8ポンド(57.06キロ)
<バンタム級T1回戦/5分3R>
マテウス・マトス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ジェイク・ハードリー: 135.8ポンド(61.59キロ)
<女子フライ級T1回戦/5分3R>
ジェナ・ビショップ: 125.6ポンド(56.97キロ)
渡辺華奈: 125.2 ポンド(56.78キロ)
<女子フライ級T1回戦/5分3R>
エローラ・ダナ: 124.6ポンド(56.51キロ)
ジアナ・アフサラゴワ: 125.4ポンド(56.88キロ)