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【UFC ESPN49】UFC290からスライドのマダレナがTDで苦戦も打撃でホフェスに勝利し、オクタゴン5連勝

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
Def2-1:29-28.29-28.28-29.
バシル・ホフェス(米国)

マダレナは7月8日UFC290の試合が中止となり、今大会へスライド。これが急きょのオクタゴンデビュー戦となるホフェスが、低い体勢で構えてからダブルレッグで飛び込み、リフトアップからマダレナに背中を着かせた。ホフェスの首を抱えるマダレナだが、そのままケージに押し込まれてしまう。上半身を起こしたマダレナに、再び背中を着かせたホフェスは立ち上がる相手のバックをうかがうも、マダレナが投げを打った。凌いだホフェスはバックコントロールへ。マダレナが正対すると、ホフェスは右ヒジを繰り出しながら離れた。

バランスを崩したホフェスが尻もちを着くも、後転して立ち上がる。立ち上がった瞬間にアッパーを突き上げたマダレナと、ホフェスがパンチで打ち合う。ここでホフェスはテイクダウンを奪うも展開できず立ち上がった。ケージを背にしたホフェスが、マダレナとの打ち合いからダブルレッグへ。ドライブしたホフェスは右を打ち込みながら離れる。ケージ中央で左ミドルを放ったホフェスに対し、マダレナがパンチを打ち込む。残り30秒でホフェスはシングルレッグからグラウンドに持ち込み、ハーフガードのマダレナに肩固めを狙うもラウンド終了のホーンが鳴った。

2R、距離を詰めてきたマダレナにダブルレッグで組みついたホフェスだが、テイクダウンできず。マダレナがバックに回ると、ホフェスが離れた。マダレナがホフェスにケージを背負わせ、パンチの連打を浴びせる。サウスポーにスイッチしたホフェスが右フックと左ストレートを返す。マダレナは左前蹴りでホフェスを下がらせた。ホフェスはダブルレッグからドライブしてケージ際へ。ボディロックに切り替えて頭をおっつけている。

右腕を差し上げたホフェスだが、マダレナが体勢を入れ替えて離れた。パンチを上下に打ち分けるマダレナに対し、ホフェスの動きが少し落ちた。右ボディから左ストレートに繋げたマダレナは、ホフェスのダブルレッグをスプロールし、マットに両手を着けた相手にパンチとボディへのヒザを突き刺していく。しかし起き上がったホフェスが再びテイクダウンを奪った。ハーフのマダレナに対し、左腕を枕にしてパスを狙う。マダレナの左手首をコントロールしながら、またも肩固めを狙いながらパスしてサイドに移行した。マダレナもすぐにハーフへ戻したものの、疲労が見られる。ホフェスが肩パンチを浴びせ、トップをキープしたまま2Rを終えた。

最終回、ホフェスがサウスポーに構える。距離を詰めてパンチを伸ばすマダレナに左ストレートを当てた。ケージを背負いつつもシングルレッグで飛び込んだホフェスだが、これはスプロールされてしまう。ケージ中央でホフェスがニータップで組みついた。マダレナをケージに押し込むも、差し返したマダレナが離れる。左右パンチを振るうホフェスだが、疲労か相手をしっかり見ることができていない。しかしマダレナもホフェスに組まれ、ケージに押し込まれてしまう。

ケージ中央でマダレナのパンチがヒット。動きが止まったホフェスにマダレナが左ストレートを浴びせる。さらにケージへ追い込んで右ボディから顔面へとパンチを繋げるマダレナに対し、ホフェスも組みつくが離されてしまう。残り2分でホフェスが顔面にパンチを受け、大きくグラついた。マダレナが左ボディを突き刺すと、シングルレッグを狙ったホフェスだが、マダレナにバックを奪われてしまった。

マダレナはバックマウントからホフェスの体を伸ばしにかかる。ホフェスは反転してトップへ。マダレナは左目尻から出血が見られる。立ち上がった両者、ホフェスが残り30秒で組みつきマダレナをケージに押し込んだ。しかしマダレナが切り返してトップに回り、試合終了となった。

タフファイトの末、3名のジャッジがいずれも1ポイント差のスプリットでマダレナが勝利した。これでオクタゴン5連勝となったマダレナは「こんな試合になるとは思っていなかった。ショートノーティスだし、ガスタンクは十分じゃなかったから腹を攻撃した。この次に繋がる勝利だ」と語った。


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