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【Shooto2023#02】SASUKEが右スピニングバックエルボーで飯田をKOして王座防衛、再びUFCを目指す

【写真】3度目の対戦で飯田に快勝--とともに、Road to UFC再挑戦へ最高のアピールとなったKO勝ちだ(C)MMAPLANET

<修斗世界フェザー級選手権試合/5分5R>
SASUKE(日本)
Def.2R2分49秒 by TKO
飯田健夫(日本)

SASUKEが距離を詰めて右カーフキックを当てる。飯田はガードを下げて、SASUKEが入ってくるところに左フックを合わせた。SASUKEが飯田のパンチをかわしながらローを当て、飯田にケージを背負わせる。

飯田のパンチもSASUKEの顔面をかすめる。しかしガードを固めたSASUKEが距離を詰めていく。飯田は笑みをうかべながら右クロスを当てた。SASUKEは左インロー、飯田も右カーフキックを返す。飯田がインサイドから左フックを当て、ケージを背負いながら、サークリングして左ジャブを突く。

飯田の肩越しの右クロスは当たらず。しかしタイミングをずらした左右ストレートがSASUKEの顔面を捉えた。SASUKEも左ガードを下げて、ステップを踏みながら距離を詰めていく。飯田の右ローをキャッチしたSASUKEが右をヒットさせた。さらに飯田の右ローに対して左ボディをカウンターで合わせる。ラウンド残り30秒で左ジャブ、左フック、さらに左ヒジを当てたSASUKEが飯田を追い続けてラウンド終了のホーンを聞いた。

2R、飯田の左フックに対しSASUKEが右ローを合わせる。右ローから攻め込むSASUKE、飯田は笑みを浮かべて相手の動きをうかがう。SASUKEが左ジャブで追い立てると、飯田が組んできた。SASUKEは両脇を差し上げてから投げを打ち、バックに回る。立ち上がった飯田は、SASUKEの右腕にキムラを仕掛けながら離れた。

飯田のパンチに左ボディ、左フックを合わせるSASUKE。さらに右の縦ヒジを狙った。飯田は離れて左ジャブを突く。しかしSASUKEはその左ジャブをブロック。大振りになる飯田のパンチに対し、インから左ジャブを当てて飯田を下がらせ続ける。飯田は追ってくるSASUKEに右ストレートを合わせていく。

しかしケージ中央で飯田が右ストレートを伸ばそうとしたところに、SASUKEが右スピニングバックエルボーが直撃。耳の後ろ周辺に食らった飯田が背中から倒れ、そのままSASUKEのKO勝ちとなった。

飯田は首を固定され、担架で運ばれる。勝者のSASUKEは「去年は海外で自分の夢に挑戦して、不甲斐ない結果で帰ってきました。あの時の悔しさを今日まで忘れたことはありません。全てを犠牲にして格闘技と向かい合ってきたつもりです。自分らしい試合ができて、今日だけは自分をほめてあげたいです。僕とチームメイトの野瀬翔平は、今年こそ夢であるUFCに向けて再出発します」と語った。今年もRoad to UFC出場はあるのか!?


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