【Gladiator019】ウーリッツァーとライト級挑戦者決定戦、井上啓太「しっかり勝ち切らないといけない」
【写真】淡々とやるべきことをやってきている。そんな風に感じられた井上だった (C)MMAPLANET
本日25日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator019で井上啓太が、グスタヴォ・ウーリッツァーとライト級王座決定戦を戦う。
コロナ以降グラジエイターに継続参戦中の井上は、現在3試合連続で初回フィニッシュ勝利を挙げている。八木敬志をヒールフック、春川広明をヒザ蹴りからパウンドアウト、今年の5月にはレンジャーハントをヒザ十字で下し、ベルトの一歩手前までやってきた。そんな井上を計量直後にキャッチ、この試合への意気込みを尋ねた。
――計量を終えたばかりのタイミングで、インタビューを受けていただきありがとうございます。
「いえ、こちらこそありがとうございます。よろしくお願いします」
――計量を見て、体つきが変わったように感じました。
「僕ですか? そうですね、けっこう真面目にやってきました。筋トレも前の試合の時までとかよりは増やしていますし。昔はよくしていたんですけど、コロナが始まってから途絶えてしまっていたので、試合が決まる前から再開しようと考えていて。試合が決まると、減量もあるので……前の試合が終わってから、次戦に向けてということで力を入れてきました」
――筋肉量が増えて、減量に影響はなかったですか。
「もともと、それほど減量に苦労をする方ではなかったですし。今回も予定通り、体重は落ちました。スムーズにできて、体の具合は過去一番に良いと思っています」
――このところ定期的にMMAの試合をこなしていますが、柔術の試合に出場することは?
「今年は前回のMMAの前に――4月のIBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権に出ただけですね。ミディアムヘビー級に出て、3人出場だったんですけどトーマス・ミッツ選手に負けて準優勝でした。そこからは今もですけど、MMAに重点を置いて練習している感じです」
――グスタヴォ・ウーリッツァー戦、外国人ファイターとの対戦です。
「MMAでは初めてですけど、国際戦ということに関しては10代の頃から柔術では海外に行って試合をしていたので、特に気持ちのうえで変化はないです。ただ、挑戦者決定戦という形で試合をさせてもらっていることに関しては、それだけ期待してくれているんだと思いますし、しっかり勝ち切らないといけない試合です」
――勝ち星24、負けが26という凄まじいレコードの持ち主です。
「凄い戦績のベテラン選手ですね」
――試合映像の方はチェックされましたか。
「少しだけですね。基本的には対戦相手の試合はあまり見なくて、コーチと代表がしっかりとチェックして試合の組み立てを考えてくれるので。ただ凄くアグレッシブで面白い試合をする選手だと思います」
――そのウーリッツァーに対して、井上選手がすべきこととは?
「これもいつも通りですが、打倒極なんでもできるつもりでいるので全ての局面で良い動きをして、フィニッシュにつなげたいです」
――現状、正規王者のキ・ウォンビンはRoad to UFCに参戦中で、暫定王者の佐々木信治選手も今後の現役生活をどのように送るのか……という状況です。
「色々ありますけど、僕は何かを言える立場ではないので。黙って、与えられた試合で勝っていくだけです」
――挑戦者決定戦ですから、ここで勝てば挑戦か王座決定戦はあると。
「ハイ。そのつもりでいます」
――グラジの王座以降のMMAファイターとしての目標は?
「やっぱりRIZINに出たいという気持ちは僕としてもそうですし、道場としてもあるので。道場の期待も背負っていますし、RIZINを目指して頑張っていきたいです。そのためにもベルトは……今は何もないので、この試合でしっかり勝ってから発言したいと思います」
■視聴方法(予定)
9月25日(日)
午後1時~ Gladiator MMA YouTubeチャンネル
■ Gladiator019計量結果
<バンタム級/5分2R>
南出剛:60.9キロ
ライダーHIRO:60.95キロ
<フライ級/5分2R>
NavE:56.65キロ
有川直毅:56.6キロ
<ライト級次期挑戦者決定戦/5分2R>
井上啓太:70.1キロ
グスタヴォ・ウーリッツァー:69.35キロ
<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
島村裕:65.45キロ
<プログレス71キロ契約/5分2R>
森戸新士:―キロ
須藤拓真:―キロ
<プログレス84キロ契約/5分2R>
カウアン・タニノ:――キロ
小谷直之:―キロ
<バンタム級/5分2R>
江木伸成:――キロ
MAGISA:―キロ
<バンタム級/5分2R>
別所竜弥:61.05キロ
MASANARI:61.05キロ
<フライ級/5分2R>
久保健太:56.4キロ
ヤックル真吾:56.7キロ
<フライ級/5分2R>
吉村友菊:56.5キロ
中西テツオ:56.45キロ
<バンタム級/5分2R>
大前健太:61.15キロ
谷口武:60.75キロ
<フライ級/5分2R>
KJ・タイラー:56.45キロ
岡本秀義:56.6キロ
<フライ級/5分2R>
川崎聖太:56.6キロ
中山陸斗:56.2キロ
<バンタム級/5分2R>
溝口司:60.95キロ
浅井亮磨:60.4キロ
<ライト級/5分2R>
中薗優太:68.55キロ
後藤丈季:70.3キロ
<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.45キロ
一輝:65.6キロ
<ウェルター級/5分2R>
近藤魁星:76.95キロ
藤田大:75.25キロ