【Gladiator020】2回の引き込みでポイント優位の山田、井上のリバーサルを受けても余裕のポイント勝利
【写真】 引き込みデラヒーバ&リバース・デラヒーバで守る井上に対し、山田はトップを保ち続けた(C)MMAPLANET
<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
Def.4-2
井上啓太(日本)
手を合わせた両者、井上が引き込んだ。これで山田に2ポイントが与えられる。山田が井上の右足を取ってストレートフットロックを狙うも、井上が起き上がるのに合わせて山田も起き上がりトップへ。井上が足を取りながら起きようとすると、山田が抑え込みながらパスのチャンスもうかがう。山田の右足に両足を絡めた井上、山田も相手の足を触りながら待つ。
井上がデラヒーバガードをキープしているところに、山田がパスを仕掛けた。一度足を越えるが、井上もすぐにガードに戻した。下から右腕を差し上げる井上、2ポイントを得ている山田は、そのままトップをキープし続けた。
最終回、山田が組みに行くと、井上が引き込んだため山田に2ポイントが加わる。井上が山田の足を取りながら上へ。山田も井上の右足を抑えながら上を取り返す。山田が起き上がり、井上をケージ際まで引きずるも、井上は着いていかず。再びトップに戻った山田が抑え込む。デラヒーバとリバース・デラヒーバを入れ替えながら守る井上に対し、山田は左の掌底を浴びせた。
ハーフガードの井上、山田は右腕を差し込んで抑え込む。ガードに戻す井上、ポイントで優位に立つ山田は、最後に井上の足を取りに行くも、すぐに井上が足を抜いて上になり、リバーサルで2ポイントを獲得した。
ここで試合が終了し、試合は引き込みの計4ポイントを得ていた山田が勝利した。