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【PFL2022#05】プレーオフ進出のペティスが、レイのボディロックで肋骨痛めタップ。準決勝で再戦

<ライト級/5分5R>
スティービー・レイ(英国)
Def.2R3分57秒by モディファイド・ボディロック
アンソニー・ペティス(米国)

初戦の6P獲得で、既にプレーオフ進出を決めているペティスがカカトを落としを繰り出す。3Rの2分半までに勝てば、プレーオフで戦う権利を得ることができるレイに右を振るう。サウスポーのレイを左の蹴りで止めるペティスは、左ハイの蹴り終わりに右を合わせていく。ならばと組んでケージに押し込んだレイだが、ペティスが体を入れ替えると右を差して押し込み、押し返されたタイミングで離れた。

すぐに組みにいったレイは、またもケージに押し込まれる。自ら離れたペティスが右を被弾。左の蹴りを蹴るが、動きが重いにように映る。レイはパンチから組むという展開を繰り返し、距離を取ると左ボディ、続いて左ストレートを伸ばす。ここで飛び込んだペティスが足払いを見せる。

組まれてケージを背負って戦うペティスは、ワンツーで左を打たれる。レイは圧を掛けるが、残り10秒でペティスは回転してハイという勢いのある動きを見せた。

2R、初回と同様に前に出るレイが左ハイを狙う。ガードしたペティスは、ローの蹴り合いから軌道が変わる右ハイを繰り出す。レイは動じずに圧を掛けて左ロー、ペティスが右ミドルから右ハイを繰り出す。ペティスは続いて右ストレートをヒットさせたが、レイは前に出て左フックを打っていく。ケージを背負っても左を出し、ニータップでテイクダウンを取りにいったペティスは、頭から突っ込んでしまい姿勢を乱してします。サイドバックの位置で足を抜いたレイが鉄槌を落とし、背中に飛び乗ろうとする。

姿勢を低くし――亀になったペティス、レイをすかすことができずに背中を取られ両足のフックを許す。ここでフィニッシュすればプレーオフがあるレイだが、ペティスは胸を合わせに行く。とレイが両足のフックをきかせてワキをすくい首を固定し、体を捻っていく。と、これで肋骨を負傷したペティスがタップし、レイが大逆転でプレーオフ進出。準決勝では両者の再戦というストーリーが完成した。


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