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【PFL2022#07】う~ん……アンソニー・ペティス、スティービー・レイに連敗。決勝進出を逃す

【写真】ここからの極め云々でなく。その前にテイクダウンを許したことが大きかった(C)PFL

<ライト級準決勝/5分3R>
スティービー・レイ(英国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アンソニー・ペティス(米国)

サウスポーのレイに右をまずペティスが当てる。ペティスは右ハイを見せ、ローにジャブを当てる。左ストレートを伸ばすレイが組み付いたが、ペティスが逆にケージに押し込む。間合いを取り直したペティスが、レイが左を伸ばすタイミングで右ミドルを決める。レイが左を当て、ペティスが右を返して右ミドルを決める。レイはダブルレッグでテイクダウンを奪うと、すぐに左足を抜く。サイドで抑えたレイは、ケージキックから足を戻そうとしたペティスに鉄槌を落とし、サイドから上四方へ。ノースサウスチョークをセットするも、残り10秒で防いだペティスは立ち上がって跳びヒザを狙った。

2R、ペティスが右ミドルから右ストレートと腹を狙う。レイは右ハイを顔面に受け投げら組んで、バックに回る。前方にすかしたペティスは、ヒザを見せて右ストレートをヒット。レイはひるまずパンチを振るって組み付くと、右腕を差し上げてテイクダウンを狙う。ウィザーで耐えたペティスは右ミドルを決める。それでもダブルレッグからバックに回ったレイは四の字フックで。前回の対戦では、ここから背中を捩じってタップを奪ったレイが、その変形ツイスターとRNCの二段構えで有利の状態を続ける。最後の最後に胸を合わせたペティスだが、パンチを落とす時間も残されていなかった。

最終回、ワンツーから右を当てたペティス。逆転にはフィニッシュしかない状態で右前蹴りを顔面に入れる。さらに右ボディから左ジャブを放ち、テイクダウン狙いには下がって回り対処する。継続的に右ミドルを決めるペティスは、右を伸ばして左ハイもタイミングが合っていない。

レイは左を伸ばして組みつくも、ペティスが回って離れる。レイの左にペティスが右を合わせるも威力はそれほどない。組ませない、蹴りからパンチで攻めるペティスだが、2度に渡りレイの左を被弾すると、組まれてケージに押し込まれる。時間が過ぎるなか、レイがバックコントロールを続ける。正面を向いたペティスがヒザを見せると、レイが離れて間合いを取り直す。ペティスの右ローでバランスを崩したレイの立ち上がり際にヒザを狙ったペティスだが、これは決まらず時間に。レイが両手を挙げて、勝利をアピールした。結果、3‐0の判定勝ちを収めたレイが決勝でオリヴィエ・オバメルシェと戦うことになった。


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