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【LFA138】ジョンズの左ストレート&左ハイを食らい続けた河名、バックコントロールに持ち込めず判定負け

【写真】サウスポーの打撃をもらい、大流血の河名。北米初戦で課題も見つかった(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-26.
河名マスト(日本)

サウスポーのジョンズが右ジャブを突くと、その腕をたぐって距離を詰める河名。ジョンズは離れたが、河名は足から組みつき、さらにワキを押し上げてジョンズをケージに押し込んだ。体勢を入れ替えるジョンズに対し、右のオーバーフックから左手で相手の首を抑える。その河名に対してケージレスリングを挑むジョンズ、河名は左腕のオーバーフックと、左ヒザを差し入れてディフェンスしたあと、ケージ中央に押し返した。そしてボディロックに切り替えたあと、下がるジョンズを押し続ける河名。ここからバックを奪った河名がノンストップ・レスリングを続けるかと思われたが、一度背中を着きながらジョンズも立ち上がる。

さらに左腕を差し上げて、再び河名をケージに押し込み、右ヒジを打ち込んでいく。河名も相手のヒジの打ち終わりに左腕を差し上げて押し返した。河名が両ワキを差し上げると、離れたジョンズ。河名はケージ中央に戻ると、ジョンズが左ハイをヒット。さらに首相撲から右ヒザを河名の顔面へ突き上げた。距離を取るようになった河名。ジョンズはさらに左ハイを見せながら、河名を追い詰めていった。

2R、足を使いながらチャンスをうかがう河名だが、ジョンズの左ストレートが河名の顔面を捉える。続くジョンズの左ハイをキャッチして押し込む河名。しかしクリーンテイクダウンを奪うことはできず、シングルで組みついたままジョンズのパンチを浴びる。立ち上がった河名をケージに押し込むジョンズ。河名が組み替えようとしたところで、ジョンズは離れ際に首相撲からヒザを突き上げた。

ケージ中央で再びジョンズの左ハイをキャッチして押し込んだ河名が、そのままバックに回る。そして得意のバックコントロールからグラウンドに持ち込むも、ジョンズがスイッチでトップへ。河名は立ち上がり、ケージレスリングの展開となる。右のオーバーフックで耐える河名に、肩パンチとヒジを打ち込むジョンズ。離れるジョンズを追いかけた河名だが、ジョンズの左前蹴りをもらって動きが止まった。

足を使う河名、右ストレートをかわされ、逆に左ストレートを食らってしまう。ジョンズは左ハイ、河名はブロックしたものの続いてパンチを食らってグラつく。さらに左ストレートを突き刺すジョンズ、河名の顔面からは流血が見られた。

最終回、前に出ていく河名。下がりながらジョンズも左ストレートを返す。相手の跳びヒザをキャッチした河名だが、ジョンズにケージへ押し込まれてしまう。切り返した河名はシングルレッグからリフトアップ、そのままジョンズをグラウンドに叩きつけたが、ジョンズも即スクランブルに持ち込み、河名をケージに押し込む。

離れた河名、パンチで打ち合いながら組み付き、ケージ際でシングルレッグを仕掛ける。一度はヒザを着きながら立ち上がるジョンズ。左腕を差し上げて、ケージ際で体勢を入れ替えた。離れた河名は、左ストレートと左ハイを食らってグラつく。さらに左前蹴りで距離を取り、左ハイを狙うジョンズ。

顔面か流血しながらパンチを打ち返す河名は、ここでもジョンズの左ハイをキャッチしてケージに押し込み、シングルレッグへ。ハイクラッチからダブルレッグに切り替え、さらに耐えるジョンズからバックを奪い、ケージ中央まで下がるジョンズをバック投げでマットに叩きつけた。しかしジョンズも立ち上がり、グラウンドに持ち込むことはできなかった。

判定は3-0でジョンズへ。インタビューではLFA王座戦やDWCSを視野に入れていると語った。


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