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【PFL2022#07】テイクダウンから削り合いにならず。アクメドフがATT対決でシルヴェイラを下し決勝へ

【写真】組みの展開で、削り合いにならなかったのは同門対決だったからな(C)PFL

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

サウスポーのシルヴェイラに、アクメドフが右ローを蹴る。自らの右ハイでバランスを崩したアクメドフが起き上がりながらダブルレッグ、クリンチから離れる。シルヴェイラは左ミドルを蹴り、USAチャントが起こる。アクメドフは右ボディを入れ、オーバーハンドは空振りに。シルヴェイラが連続で左ミドルを入れると、アクメドフが前に出る。ステップインに左を当てたアクメドフは、間合いの測り合いのなかで右をヒットさせる。

残り90秒、右ボディを再び入れたアクメドフは、右オーバーハンドにダブルレッグを合わされテイクダウンを許す。タイトに抑えることはなかったシルヴェイラは、簡単にスタンドに戻りダブルレッグをもう1度狙う。切ったアクメドフがケージにシルヴェイラを押し込み初回が終わった。

最終回、左に回シルヴェイラに、アクメドフが右ミドルを入れる。シルヴェイラはダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックに。ここもシルヴェイラは固執せず、クラッチは外して向き合う。大きな振りのパンチにテイクダウンを合わせようとするシルヴェイラだが、これは決まらずアクメドフのパンチが圧を与え始める。シルヴェイラのいきなりのテイクダウン狙いは決まらない。ローを蹴り合った両者、シルヴェイラは蹴りの連打から、左ハイを繰り出す。直後に右ストレートを当てたアクメドフは、シルヴェイラのシングルからダブルを小手で潰してトップへ。この局面になると、両者あっさりスタンドの打撃戦に戻るように映った。

5R、アクメドフが右ミドルから、右を伸ばしボディとオーバーハンドと攻めたてる。頭を下げて組もうとするシルヴェイラ、アクメドフは蹴りを狙って上体を起こさせる。打撃のみの時間が続き、アクメドフの方が圧力が高くシルヴェイラはケージを前の左に回るという動きが多い。

アクメドフも無理をせず、シルヴェイラのダブルにはしっかりと対応する。残り10秒、シルヴェイラが魂のTDを決めるが、すぐにタイムアップに。ATTの同門対決はアクメドフが勝利した。


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