【PFL2022#10】今度はカナダ人初のPFL王者。オリヴィエ・オバメルシェがレイを右フック一発でKO
<ライト級決勝/5分5R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
Def.2R4分40秒by KO
スティービー・レイ(英国)
サウスポー同士、左右に回るレイがボディから顔面に左を伸ばす。距離を詰めるオバメルシェが左をヒット。レイの左ストレートをかわしたオバメルシェは、左ローを2発決める。レイは組んで両ワキを差してボディロック、回って離れたオバメルシェが右ジャブを繰り出す。オバメルシェが左ローを続け、レイは左ローを空振りする。オバメルシェは左ローに続き、前に出てきたレイを右で止める。左ローで尻もちをつかされたレイが組んでクリンチへ。体を入れ替えたオバメルシェは再びローでレイを崩す。レイの後ろ回し蹴りはスピード感に欠けており、オバメルシェが苦も無くかわした。
2R、左を振るうオバメルシェは奇妙なタイミングで左ハイを中途半端に蹴り、レイがキャッチしてバックへ。テイクダウンからワンフック、さらにボディトライアングルに捕えたレイがRNCを狙う。リストコントロールで耐えるオバメルシェは後方から殴られる。鉄槌を入れ、ボディや顔面を殴るレイだが、片ヒザ立ちから起き上ったオバメルシェが胸を合わせて離れることに成功した。左ローで前足を削るオバメルシェは、レイのステップインに右フックを合わせる。
この一発で、後方に崩れ落ちたレイを見て即レフェリーが試合を止めた。PFL2022年シーズン・ライト級ウィナーとなったオバメルシェは「クレイジーな経験だ。凄く嬉しい、自分を誇りに思う。ケベックでPFLを開きたい」と話した。