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【ONE128】デリダー、アバソフに何もさせず。肩固めで圧勝。ONE Xでガルバォン戦を要求!!!!

【写真】ウェルター級王者を倒し、ミドル級王座を防衛戦した二冠王のデリダー。次はヘビー級王座奪取と組み技でガルバォン戦をアピール(C)ONE

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
ライニア・デリダー(オランダ)
Def.3R0分57秒by 肩固め
キャムラン・アバソフ(キルギス)

いきなり組んで小外掛けでテイクダウンを決めたデリダーがサイドで抑える。左腕を差し、右で肩パンチを入れるデリダー、アバソフは足を戻せずヒザを顔面に受ける。腰を押して戻そうとするアバソフだが、デリダーは許さない。

アバソフは下からヒザ蹴り、エビで暴れる。デリダーはマウントへ移行しようとしたが、ここでアバソフが足を戻しハーフガードに。

デリダーはすぐに足を抜いてマウントを奪うと、左のパンチを入れ腕十字へ。手を抜いてスクランブルのアバソフをがぶってヒザをデリダーが入れる。流血のアバソフはいなして、トップを取る。デリダーはガードを続け、立ち上がったところでヒザを狙う。もう一度デリダーが組んだところで初回が終わった。

2R、初回と同じようにすぐに組んでボディロックテイクダウンを決めたデリダーが、そのままマウントへ。ケージに頭を置いたデリダーは、体に軸を創って殴る。

アバソフが頭を中央に向けるが、エルボーを打ちつけられる。足を戻されても、即パスからパンチ、エルボーを落とすデリダーがニーインベリーからマウントへ。殴られても下を向かないアバソフは、腕十字はここも察知する。それでもワキをすくって腕を取りに行ったデリダーは、殴りながら腕十字の機会を伺う。

腕十字を餌にエルボーを入れるデリダーが、スクランブルから下に落とされそうになっても腕をとって、バックへマウントに移行して殴り続ける。デリダーはケージキックでスクランブルのアバソフを制し、トップを維持して肩固めへ。完全に形に入ったが、時間に。レフェリーが割って入ってから、アバソフはデリダーの肩を叩いた。

3R、ここモスクに組んだデリダーは、腕を差し替えられも押し込み返しシングルレッグでテイクダウンを決める。

このままマウント、瞬時にして肩固めに移行するとアバソフは成すすべなくタップした。

「3週間後、ONE Xでアンドレ・ガルバォンと戦いたい。チョークを極める。そして僕はウェルター級王者、ミドル級王者、ライトヘビー級王者に勝った。次はヘビー級だ。ブラー、マリキン、1晩で2人揃って倒す」と二階級王者は話した。


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