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【WNO13】タイ・ルオトロ、内ヒールでジョーンズレアリーを一蹴。WNO初のチャンプチャンプに

<WNOウェルター級王座決定戦/15分1R>
タイ・ルオトロ(米国)
Def.5分45秒 by ヒールフック
リーヴァイ・ジョーンズレアリー(豪州)

WNOミドル級王者、18歳のルオトロがジョーンズレアリーと初代ウェルター級王座決定戦に挑む。開始直後に座るというよりも、べったりと背中をマットにつけたジョーンズレアリーの足をさばき、右足首を踏みつけるルオトロ。ジョーンズレアリーは、パス狙いに足を絡ませ足関節からノーギボロでバックをうかがう。対応して立ち上がったルオトロは、サイドではなく上四方を一気にとるようなパスを仕掛ける。

足を取られるとすぐにロールしたルオトロだが、ジョーンズレアリーはストレートフットロック、ヒールを伺う。ベリンボロで対応したルオトロが、体を反転させてトップ&肩固めを狙い、しっかりと上をキープする。

ジョーンズレアリーのデラヒーバを踏んで潰したルオトロが、パス&スクランブルのバック狙いというなかで、最初の5分をリードする。ここで足を捕らえ、バックライドを取ろうとしたジョーンズレアリーに対し、立ち上がっていたルオトロは後方に倒れ込みヒザ十字の姿勢で、右のカカトをキに固定してヒールへ。

ジョーンズレアリーはロールにし、取られていない左足で外掛けを押して解除しようと試みる。ルオトロは内ヒールをセット、足を組みなおしてヒザを伸ばし――タップを奪った。

WNO初のチャンプチャンプとなったタイ・ルオトロ、双子のケイドはライト級王者でもあり、2人で3階級を制していることに関して「ケイドはライト級だけど、今は僕より大きくて太っているんだ(笑)。僕らはもっと筋肉をつけてライトヘビー級王座を狙う」と笑顔で話した。


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