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【WNO13】15分間の立ちレスの果てに……ロドリゲスが、エルダー・クルーズにジャッジ裁定1-2で敗れる

<ヘビー級/15分1R>
エルダー・クルーズ(ホンジュラス)
Def.2-1
ニック・ロドリゲス(米国)

開始から1分が過ぎても立ちレスが続き、クルーズがシングルレッグを狙う。切ったニック・ロッドも足を取りに行く動きを見せるが、まだ様子見といった感じか。ニック・ロッドがクルーズの組みをいなし、試合が場外際から中央に戻される。片ヒザをついた状態からニック・ロッドがシングルレッグ、深く入ったようにも見えたがクルーズが足を抜きスタンドの攻防が続く。クルーズはアームドラッグから、足を掴もうとするがニック・ロッドが距離を取る。グラウンドの移行しないまま試合は最初の5分が過ぎ、ジャッジはクルーズ優勢としていることがアナウンスされた。

その後も立ちの展開は変わらず、ニック・ロッドのシングルをクルーズが防ぐ。両ヒザをマットにつくニック・ロッドだが、クルーズは誘いに乗らない。レスリングならコーションがあるが、サブオンリーにはその概念はない。と、クルーズのテイクダウン狙いをいなしたニック・ロッドが、逆にダブルでクルーズを押し出す。マット中央で再開となり、ニック・ロッドが支えつり込み足気味にクルーズを崩すも再び場外に。

クルーズのダブルを切り、アームドラッグ狙いのニック・ロッド。クルーズも反応したが、10分経過時点での優勢はニック・ロッドにとって代わられた。最後の5分、頭の取り合いからクルーズがスナップダウン、レベルチェンしてシングルを仕掛ける。切ったニック・ロッドを押し込むクルーズは、シングルをスプロールする。15分のレスリング戦、立ったままで削りあう両者は、ひきこむつもりは一切ないまま残り時間は2分に。

疲れが見えるニック・ロッドは、一瞬の切り替えしテイクダウンを狙うも、足が出て行かない。クルーズも肩で息をしており、ダブルレッグが決まらない。とニック・ロッドがダブルレッグでクルーズを浮かせる。倒れなかったクルーズもローシングル。互いに最後の力を振り絞り、倒れないように戦い続けた――。結果、最後の5分で勢いのあったクルーズをジャッジ2人が支持し、ニック・ロッドは敗れた。


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