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【VTJ2021】スーパーノヴァ平良達郎がストライカーのムアイアドを打撃で崩してからRNCで切って落とす

【写真】電光石火--チャンスと見るや一気に取りにいった平良のスピードは速かった(C)MMAPLANET

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
Def.1R4分10秒 by RNC
アルフレド・ムアイアド(チリ)

サークリングする両者。体格では平良が大きく上回っている。ファーストコンタクトは平良の右ロー、もらったムアイアドはバランスを崩す。ここからムアイアドがプレッシャーをかけると、平良はサークリング。ムアイアドのパンチをブロックした平良が逆にプレッシャーをかけていく。ムアイアドはブラジリアンキックのような左ハイで平良をけん制するが、平良のプレッシャーを止めることはできない。さらに平良の右ローをもらって、ムアイアドはバランスを崩してマットに手を着く。

平良は左ミドル。続けて平良が右ミドルを放ったが、ムアイアドはその蹴り足をキャッチ。組み付いてきた平良をケージに押し込むが、平良も右オーバーフックで制してから離れた。平良の右の打ち終わりに、ムアイアドは左右のフックを合わせる。相手のパンチをダッキングでかわした平良は右ロー。左ローから距離が詰まると首相撲へ。さらに右ローを当てていき、相手が近づいてくると右テンカオを突き刺す。

しかしムアイアドも平良の打撃をもらいながらも距離を詰め、平良にケージを背負わせてから右ストレート、そして一瞬置いて左ボディへ。このパンチをもらった平良は、すぐにムアイアドの右側へ回る。ムアイアドは平良を追いかけて左ミドル。平良はプレッシャーをかけ、反対にムアイアドをサークリングさせる。平良の左ミドルの打ち終わりに、左ハイを入れたムアイアド。平良は距離を取って右ミドルを見せた。

この右ミドルを受けたムアイアドが左フックを返した刹那、平良がインサイドから右ストレートを打ち込んだ。この一撃でムアイアドは腰を落とす。さらに右ストレートで追撃するを平良の右足を掴みにいったムアイアドに対し、平良はスプロールしながら左腕を相手の首に回してRNCへ。バックマウントから絞め上げてタップを奪った。

勝利した平良は「もっともっと強くなって、日本人の代表としてUFCで強い外国人選手を倒します」と宣言。さらに来週14日に行われるプロ修斗沖縄大会もアピールした。


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