この星の格闘技を追いかける

【UFC266】激闘! オルテガの追撃を振り切ったヴォルカノフスキーが3-0で世界フェザー級王座を死守

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
Def.3-0:50-44.50-45.49-46.
ブライアン・オルテガ(米国)

左を前に出して距離を測るヴォルカノフスキーに対し、オルテガも左ジャブを連打で突く。ヴォルカノフスキーの右ミドルハイをかわしたオルテガは、サウスポーにスイッチして左ハイ。そしてヴォルカノフスキーの右側に回る。プレッシャーを強めていくヴォルカノフスキー。オルテガはオーソドックスに戻すも、ヴォルカノフスキーの右フックをもらう。さらにヴォルカノフスキーは右のショートを当てる。

サウスポーになったオルテガには左右のローで攻めるヴォルカノフスキー。オルテガにケージに背負わせ、左ジャブを当てながら、相手が前に出てくると右ショートを合わせる。ヴォルカノフスキーの左目下から出血が見られるように。それでもプレッシャーをかけ、ローと左ジャブで回るオルテガを追いかけ、左ミドルを当てた。オルテガは左ミドルをキャッチしながら離す。

細かいローで追い詰めるヴォルカノフスキーだが、オルテガも左ストレートを当てた。残り10秒のところで、ヴォルカノフスキーの左ミドルをキャッチしたオルテガが左右のパンチを当てていった。

2R、オーソドックスのオルテガを、左のローとミドルで追い立てるヴォルカノフスキー。パンチは次第にオルテガがタイミングを合わせて左を当てる場面も。スイッチしながら様子をうかがうオルテガに対し、ヴォルカノフスキーは細かいローを放っていくが、オルテガもオーソドックスから右ローを返してヴォルカノフスキーに距離を取らせる。体勢を戻したヴォルカノフスキーは、右ショートを軸にしてオルテガにケージを背負わせる。

オルテガは足を使ってケージ際から脱出するが、ヴォルカノフスキーはプレッシャーをかけ、強い左右のローを繰り出していく。顔面が赤くなり、出血も見られるオルテガ。ヴォルカノフスキーは左右フックで追い込み、組み付くがオルテガはカット。ケージ中央で右ローと左ジャブを当てるヴォルカノフスキーに対して、オルテガのほうがプレッシャーを強めて右ストレートを当てる。

ケージ中央でパンチを出し合う両者。サウスポーからオルテガのパンチが伸びてくる。さらに右ローを当てるオルテガ。ヴォルカノフスキーもスイッチしながらプレッシャーをかける。ラウンド終了後、両者はにらみ合いを展開した。

3R、左ローを伸ばすオルテガに対し、ヴォルカノフスキーは左ジャブを突く。さらにヴォルカノフスキーの右カーフキックを食らったオルテガが下がる。ヴォルカノフスキーがローキックで攻めたてつが、オルテガもサウスポースタンスから右を当てる。ケージ際でローを効かせ、右クロスから首相撲に持ち込もうとするヴォルカノフスキー。離れたオルテガは顔面から大流血。ヴォルカノフスキーは左右のフックとローで攻め立てる。

左ジャブの突き合いでも上回るヴォルカノフスキーはオルテガを追い回すが、オルテガはケージを背負いながらヴォルカノフスキーに左ストレートを当てて尻もちをつかせると、その起き上り際にギロチンをセットし、そのままマウントを取る。ここで潜りから左腕を差そうとしたヴォルカノフスキーに対し、オルテガがダースを狙う。ヴォルカノフスキーはシングルでトップを奪い、頭を抜くとパウンドを連打。するとオルテガは下から三角絞め。ヴォルカノフスキーの右足を抱え、絞め上げるオルテガ。ヴォルカノフスキーも頭を抜いてトップを奪い返す。

ケージ際でパウンドを落とし続けるヴォルカノフスキー。オルテガの意識は飛んでいるようにも見える。ここでラウンド終了のホーンが鳴った。

4R開始直後、ドクターチェックが入る。オルテガの右目が腫れあがっている。何度もオルテガの視野をチェックするドクターとレフェリー。そして試合は再開された。再開後からヴォルカノフスキーが左右のローからプレッシャーをかける。オルテガの動きが鈍いが、それでも右ストレートを放つ。左ジャブの突き合いで勝るヴォルカノフスキーに対して、オルテガがボディロックを仕掛ける。

ケージ際でグラウンドに持ち込んだオルテガは、起き上がろうとするヴォルカノフスキーにアナコンダを仕掛けるが、これは極まらず。ヴォルカノフスキーが頭を抜いてトップへ。ハーフガードのオルテガに右ヒジを叩きこむ。それでも足を利かせるオルテガは、立ち上がってから再ガードインするヴォルカノフスキーに三角絞めを狙う。上半身を抜いたヴォルカノフスキーは、インサイドガードからパウンドを連打。なおもオルテガは下からサブミッションを仕掛けていく。

構わずパウンドを落とし続けるヴォルカノフスキーが、立ち上がってスタンド戦に戻る。再び打撃でプレッシャーをかけるヴォルカノフスキー。オルテガの顔面は腫れあがっている。

最終回、ここでもドクターチェックが入るも試合は続行される。開始直後からヴォルカノフスキーがプレッシャーをかけるは、オルテガも左ジャブを返す。サウスポーにスイッチしたオルテガは右ハイ。ヴォルカノフスキーは左ジャブを連続でヒット。オルテガのシングルをカットし、パンチで攻め立てるヴォルカノフスキー。ケージ際でヒジを打ち合った両者だが、オルテガは下がってしまう。

お互いにバッティングがあり、レフェリーが間に入るも、レフェリーを振り切って戦う気持ちを見せるオルテガ。ここからオルテガが前に出て、手数が増える。ヴォルカノフスキーは左右ロー。下がる場面が増えたヴォルカノフスキーに対し、オルテガは左右のジャブから右ストレートを当てる。ヴォルカノフスキーも左ジャブから左右フックを繰り出すが、オルテガが前に出てヴォルカノフスキーを下がらせる。

ヴォルカノフスキーは左ボディから右フックにつなげるも、オルテガを下がらせることはできない。ヴォルカノフスキーをケージ際に追い込み、右の飛びヒザを見せたオルテガは、最後まで前進を止めず右ストレートをヒットさせた。

裁定はユナニマスでヴォルカノフスキー。しかしオルテガの盛り返しも光った試合だった。
インタビュー終了後、両者は激闘を称え合って肩を組んだ。


PR
PR

関連記事

Movie