＜ライト級／5分3R＞
ジャラベク・ティシャバエフ（キルギス）
Def. Unanimous Decision
ミハイル・バラキレフ（ロシア）

サウスポーのバラキレフが右リードフックから右ミドルを蹴る。ティシャバエフも右フックを返し、首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。首相撲に捕えられながらフックを打つバラキレフだが、ヒザを腹に連続で受け、エルボーで顔面を打たれる。そのままクリンチで移行したティシャバエフは再びヒザから、左右のフックを打って離れる。このフックをブロックし、逆に左右のフックを近距離で打っていくバラキレフだが、近い距離のボクシングはすぐに首相撲に捕まってヒザを受けてしまう。

ケージにバラキレフを押し込んでヒザを見せるティシャバエフは、アッパーを打たれると右フックを打って離れる。首相撲から自由になり、バラキレフは思い切りワンツーフックを振るう。間合いを取ったティシャバエフに対し、バラキレフは前転しながら蹴りを繰り出すが、空を切りそのままガードを取る。ティシャバエフがクローズドの中から鉄槌、エルボーを落とし初回が終わった。

2R、右フックでティシャバエフの動きを止めたバラキレフが、追撃でパンチを纏めようとするが、首相撲&ヒザ蹴りの猛反撃を受ける。さらにダブルレッグでテイクダウンを奪ったティシャバエフは、バックコントロール&後方からのパンチを打っていく。バラキレフはシングルレッグでスタンドに戻るが、またも首相撲に捕まる。ヒザを入れて、テイクダウン狙いに切り替えたティシャバエフだったが、バランスを崩して下になりマウントを奪われる。

必死にスクランブルに持ちこもうとしたティシャバエフは、サイドからもう1度マウントを取ったバラキレフをブリッジでリバーサルする。右目尻を大きくカットし流血のバラキレフは、クローズドガードでしがみつきパンチ&エルボー、そして鉄槌を落とされながらラウンド終了を迎えた。

最終回、相当に削られているバラキレフに対し、ティシャバエフが右ミドルから首相撲&ヒザ蹴り、ヒジ、アッパーでティシャバエフと猛攻を仕掛ける。バラキレフはシングルレッグを仕掛け引き込む。ボディと顔面に凄まじい勢いで鉄槌を落としたティシャバエフ、レフェリーがストップのタイミングを伺うように見守る。

ティシャバエフが手首を掴んで必死で防御を続けるが、ハーフでパウンドを打たれ続ける。呼吸を整えてから、再びパンチを連打するティシャバエフは左右のパンチでボディを抉る。手首を掴まれると、振り払うようにエルボーを落としたティシャバエフは腕関節へ。バラキレフが防ぐと、ティシャバエフは顔面にエルボー、ボディに鉄槌を続ける。最後まで耐え続け＝殴られ続けたバラキレフは、の顔を振り落としタイムアップに。

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