【NEXUS23】駒杵嵩大が返上したベルトを賭けて、橋本薫汰とタイガー石井でフライ級王座決定戦
【写真】駒杵がベルトを返上し、王座決定戦が行われることに(C)MMAPLANET
20日(木)、Fighting NEXUSより7月25日(日)に東京都新宿区のGENスポーツプラザでNEXUS23開催されることと第一弾のカードが発表された。
今回のリリースではトリプルメインと銘打たれた上位カードではNEXUSフライ級王座決定戦として橋本薫汰✖タイガー石井、メイン第1試合として当日計量の61.2キロ契約マッチ=亀松寛都✖田口滉人戦が組まれることが明らかとなっている。
フライ級王座決定戦が実施されるということは、初代フライ級チャンピオンの駒杵嵩大の王座返上を意味する。
2019年11月に初代フライ級王座決定トーナメントで優勝したベルトを巻いた駒杵は、パンデミック以降は昨年8月にZST68でGladiatorスーパーフライ級チャンピオンの宮城友一と対戦し腕十字で一本勝ちをしている。
この時にRIZIN出場をアピールしたが、現時点では実現しておらず、その後は中東BRAVE CFのフライ級王座決定Tの出場リストに入った、Gladiatorでチャンプ対決の交渉がなされているなど、断片的に駒杵の試合に関する情報は伝わってきた。結果NEXUSでは1年半リングに上がっておらず、駒杵は今回のタイトル返上に際して、以下のようなコメントをプレスリリースに寄せている。
駒杵嵩大
「Fighting NEXUS 初代フライ級王者の駒杵嵩大です。この度、王座を返上させて頂くこととなりましたのでご報告させて頂きます。返上を考えたのは海外も含め他団体からオファーが来るようになり、もうワンランク上での相手とやりたいと思ったからです。
コロナの影響もありうまく試合の話が進まないことも現状ありますが、交渉がまとまったときにすぐ試合ができるように毎日練習して準備しています。国内でチャンピオンになれたこともあっての話もあるのでNexusにはとても感謝しております。
総合格闘技を始めて2、3年ですがトーナメントに参加させていただき、チャンピオンとして知名度を上げて頂いたことをありがたく思っています。Nexusで試合をする事で勝ち癖をつける事も出来ましたし、色々経験させていただきました。去年の8月のZSTからコロナの関係で試合出来ていませんが、練習で確実に強くなっています。国内チャンピオンとやっても勝てると思っているので今後とも応援よろしくお願いします」
東海大柔道部出身、優れたフィジカルと運動神経を持つ駒杵は国内メジャーに老舗団体、あるいは海外フィーダーショーでの活躍も十分に見込めるポテンシャルの持ち主だけに、早々に次なる戦いの舞台が正式発表されることに期待したい。
なお今大会では滝田J太郎✖寿希也、村田純也✖安永有希、大越崇弘✖須藤拓真、唐沢タツヤ✖森山壱政というマッチアップも決まっている。