【Grachan45】Wardogライト級王者、42歳──鈴木一史が岸本篤志を腕十字で下す
【写真】42歳、過去3年間でGrandslam、グラチャン、Wardogと負け知らず、今回の試合で8連勝とした (C)MMAPLANET
20日(日)、東京都大田区の産業プラザPIOでGrachan45が開催された。ここではWardogライト級チャンピオン鈴木一史✖岸本篤志を振り返りたい。
<ライト級/5分2R>
鈴木一史(日本)
1R3分31秒by腕十字
岸本篤志(日本)
右手前の構えの岸本に対し、左手から足に触りに行って右のオーバーハンドを狙う鈴木。さらにローから右を当てると、距離を取り直す。岸本も左ボディを入れる。これは効いたか、体が固まり下がった鈴木を追いかける。
ここで鈴木が右オーバーハンドを見せ、組んでいく。先にケージに押し込んだのは岸本だが、鈴木の首相撲に離れる。
シングルからクリンチに出た鈴木はボディロックテイクダウンを決めると、即マウントへ。ケージ際に移動し、岸本が腹ばいになりつつ立ち上がろうとすると鈴木がステップオーバーして、腕十字へ。
腹ばいから腕を剥かせようとする鈴木に対し、岸本が体を越そうとした動きを利用して上を迎える。そのままの勢いで上体を起こしてきた岸本の頭を刈って、鈴木はクラッチを外しに掛かる。
もう一度、体を越えて逆側に岸本が回ろうとしたところで左腕が伸びて試合は決した。