【Grachan68 x Brave Fight31】初回に右でダウンを奪ったビラルが組みで制圧して岸本に判定勝利
【写真】RNCは極まらなかったものの、ビラルがバックキープし続けた(C)MMAPLANET
<ライト級/5分2R+Ex1R>
芳賀ビラル海(日本)
Def.3-0
岸本篤史(日本)
サウスポーの岸本に対し、ビラルは左手を前に伸ばす。一旦距離を置いた岸本の顔面に、ビラルの右ストレート一閃。ダウンした岸本にビラルがパウンドの連打を浴びせる。ケージ際まで下がった岸本は立ち上がったが、ビラルが左腕を差し上げて押し込む。ウィザーで耐える岸本が右腕をビラルの首の下に置くと、ビラルはバックを狙いに行く。
ビラルがバックコントロールからグラウンドに持ち込んだ。四の字フック→おたつロックで固めるビラルは、パンチで削りながら左腕を岸本の首に回す。残り50秒を過ぎたところで、ビラルが一気に絞め上げる。左右の腕を入れ替えながらRNCが極まらないとみたか、ビラルがラウンド終了までパンチで削り続けた。
2R、左手を前に伸ばし上下にリズムを取るビラルに対して、岸本がプレスをかける。ビラルは右インローを当ててサークリングする。岸本の左ストレートがヒットしたが、さらに岸本が左を狙うとビラルが組みついた。ボディロックでドライブしたビラルは、シングルレッグに切り替え、さらにダブルレッグで揺さぶる。ビラルはシングルレッグに戻したが、ここは岸本が脱出した。
左ハイからビラルにケージを背負わせる岸本。しかし左ストレートをかわされ、組みつかれてしまう。バックに回ったビラルが揺さぶりながら、岸本のバックに飛びついた。スタンドの状態で四の字でフックしたビラルは、左腕を岸本の首に回して絞め上げる。RNCを凌いだ岸本に対し、ビラルは後ろに体重をかけてグラウンドに持ち込もうとしたものの、岸本が倒れない。すかさず左腕を巻いたビラルが後方に倒れ、RNCは解けたがパンチで削り試合を終えて判定勝ちを収めた。