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【DEEP95】テイクダウン→マウント&パンチの関根、凌がれると失速し酒井が逆転パウンドアウト

【写真】最後は完全にスタミナ切れか。背中が伸びた関根はパウンドで敗れた(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<メガトン級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
Def.2R4分55秒 by TKO
関根”シュレック”秀樹(日本)

距離を取る両者。遠い位置から組みに行った関根、かわした酒井は組まれないように距離を取る。ローに組みついた関根がテイクダウンに成功し、酒井はケージを背に立ち上がろうとするが、両足を関根が束ね肩で圧して背中をつけさせる。そのままマウントに入った関根がボディにパンチを入れる。頭がケージに詰まった酒井の頭をずらして、右手を後ろ手で取り右のパンチを打っていく。

背中を向けた酒井は、亀に。関根は上を向かせて右腕を喉下に入れる。RNCグリップも極めきれなかった関根、後方からパンチも時間となった。

2R、右を入れ組みにいった関根だが、酒井は下がりながらパンチを入れる。低い体勢でダブルレッグの関根がケージに酒井を押し込む。

太腿の後ろに腕を回した関根がテイクダウンから、立ち上がろうとした酒井をサバ下りのように崩しマウントに入る。ケージキックもマウントをキープした関根がアメリカーナを仕掛ける。

リリースしパンチをワキ腹、顔面に入れた関根が上体を起こしてパウンドへ。ケージを蹴ってブリッジから立ち上がった酒井がフックを振るい左の蹴りを繰り出す。

テイクダウンを切られ、右の蹴りを被弾した関根のダブルレッグは背中が伸びてしまい──万事休す。パウンドをまとめた酒井が逆転TKO勝ちを決めた。


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