【Shooto2020#01】猿丸ジュンジと対戦、ジェロム・ワナワン「一丸となってトレーニングをしてきた」
【写真】今年で30歳のワナワンはURCCからPXCでキャリアを積んでいた──ラカイ第一世代に近い選手だ (C)MMAPLANET
明日26日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦で、チーム・ラカイの刺客ジェロム・ワナワンが猿丸ジュンジと修斗2戦目を戦う。
昨年5月の来日では黒澤亮平の右フックでKO負けを喫したワナワンだが、5年振りの試合とあってブランクは隠せなかった。今回は31日にONEのマニラ大会に出場するチーム・ラカイの面々と試合の時期も近く、仕上がりは十分だという。修斗初白星、そして実に6年1カ月振りの勝利を目指すワナワンに減量直後に話を訊いた。
──明日、2度目の修斗出場で猿丸選手と戦います。今の調子はいかがですか。
「前回はとても残念な結果に終わったので、今回の試合では自分の力をしっかりと出せるよう練習してきたよ」
──前回よりも日本で戦うことに慣れたということはありますか。
「それよりも前回の試合は5年振りの実戦で、準備が十分ではなかった。でも、今回は違う。ちゃんと仕上げてきたからね。僕らが日本で試合をする5日後にチーム・ラカイの5選手がONEのマニラ大会で戦う。ジョシュア・パシオは世界王座の防衛戦だし、僕らも含めて一丸となってトレーニングに励んできたんだ。凄く自分の為になる練習ができた」
──一度はMMAを離れ、また戻ってきた理由は?
「パッションだよ。やはり、このスポーツで戦いたいと思った。MMAの大会のなかで、試合をしたいと思うようになったんだ。もちろん、コーチ・マーク(サンジャオ)の存在や、チーム・メイトの活躍が僕に再びやる気を与えてくれたわけだけど。家族も背中を押してくれたよ。MMAから一度離れたのは、勉強するためだった。その期間も終えて、戻ってくる状況が整ったんだ」
──では猿丸選手の印象を教えてください。
「打撃が強いね。だから、明日の試合が楽しみだよ。力強くて、良い試合をファンの皆に見てもらいと思っている」
■Shooto2010#01計量結果
<修斗世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
小巻洋平:52.0キロ
箕輪ひろば:52.1キロ
<修斗環太平洋フェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]TOMA:65.8キロ
[挑戦者]仲山貴志:65.8キロ
<バンタム級/5分3R>
田丸匠:61.2キロ
藤井伸樹:61.2キロ
<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング:61.2キロ
手塚基伸:61.1キロ
<フライ級/5分3R>
平良達郎:56.8キロ→56.7キロ
ジャレット・ライアン・アルマザン:58.9キロ
<ストロー級/5分3R>
猿丸ジュンジ:52.1キロ
ジェロム・ワナワン:52.1キロ
<修斗女子スーパーアトム級王座決定T1回戦/5分2R+ExR>
大島沙織里:48.0キロ
小生由紀:49.5キロ
<フェザー級/5分2R>
小林孝秀:65.4キロ
木下タケアキ:65.8キロ
<ウェルター級新人王T決勝/5分2R>
井口マサト:76.9キロ
ハーレー:76.7キロ