【Shooto2020#01】5度目の正直へ、ワナワン撃破に向け──猿丸ジュンジ「貰うのはしょうがない。でも…」
【写真】吹っ切っている、そして割り切ることができている猿丸だった (C)MMAPLANET
26日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦。チーム・ラカイのジェロム・ワナワンと猿丸ジュンジが対戦する。
4度のタイトル挑戦も、ベルトに届かないまま33歳になった猿丸。今も諦めていない5度目の正直を目指し、ワナワンとの打撃勝負に挑む。
──計量を終えた直後にインタビュー、申し訳ありません。
「いえ、こちらこそ声が枯れてしまって……スミマセン」
──なかなか減量が厳しくなったということでしょうか。
「そうですね、最近は減量が厳しくなってきました。それでもう声も出辛くて」
──代謝が落ちてきたということですか。
「いえ、そうではなく体を大きくしてきたからですね(笑)。筋肉がついたというか、つけてきたので」
──メインでストロー級王座決定戦を行う大会で、20歳の箕輪選手がメインでストロー級王座決定戦を戦う。その大会の前座で試合をすることを猿丸選手はどのように感じていますか。
「そこはよく言われるところなのですが、全く意識していないです。そういう風に言われるだけ長くやってきてベテランと呼ばれそうになっていますが、まだまだ中堅あたりなので」
──中堅という表現は……タイトルコンテンダーとして、トップだと言ってもらわないと(笑)。
「アハハハ、そうですね。全然、まだまだ挑戦者の気持ちでいます」
──チームメイトの倉本一真選手が、猿丸選手はもっと強いと力説していました。
「そこなんですよね……。諦めきれない理由が、そこにあります。練習でダメだったり、弱くなったと感じたら自分もここまでとなるのでしょうが、そうじゃないのに試合で出せない。そこが悔しくて、諦められない要因になっています」
──勝ち切れない戦いやポカと思われた敗北もありました。
「だからこそ、明日は勝ち切らないといけないと思います。ラカイの選手は強いですからね。ここで勝って……必ず勝って、新しいチャンピオンが決まる大会でこういう試合に出るわけですから、次は俺しかいないという試合をします。向こうも打撃主体だし、最近はテイクダウンもいくようになったけど、こっちも主体は打撃。絶対に面白い試合になります」
──やはり打ち勝ちたいですか。
「ハイ。貰ってもいきます!! 貰うのはしょうがない。でも必ず勝ちます」
■Shooto2010#01計量結果
<修斗世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
小巻洋平:52.0キロ
箕輪ひろば:52.1キロ
<修斗環太平洋フェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]TOMA:65.8キロ
[挑戦者]仲山貴志:65.8キロ
<バンタム級/5分3R>
田丸匠:61.2キロ
藤井伸樹:61.2キロ
<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング:61.2キロ
手塚基伸:61.1キロ
<フライ級/5分3R>
平良達郎:56.8キロ→56.7キロ
ジャレット・ライアン・アルマザン:58.9キロ
<ストロー級/5分3R>
猿丸ジュンジ:52.1キロ
ジェロム・ワナワン:52.1キロ
<修斗女子スーパーアトム級王座決定T1回戦/5分2R+ExR>
大島沙織里:48.0キロ
小生由紀:49.5キロ
<フェザー級/5分2R>
小林孝秀:65.4キロ
木下タケアキ:65.8キロ
<ウェルター級新人王T決勝/5分2R>
井口マサト:76.9キロ
ハーレー:76.7キロ