【UFN145】イズミール・ヌルディエフが、ミシェウ・プラゼレスの8連勝を阻む
＜ウェルター級／5分3R＞
イズミール・ヌルディエフ（オーストリア）
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ミシェウ・プラゼレス（ブラジル）
ヌルディエフの左ミドルをキャッチしたプラゼレスが、ケージに押し込んでいく、テイクダウ狙いを小手投げで切ったヌルディエフは、ダブルレッグにも倒れず両者が離れる。スピードのあるショートの連打を見せたプラゼレスはダブルレッグを仕掛けても、ヌルディエフがしっかりと切り、離れたところで右スレートを当ててプラゼレスがふらつかせる。
直後に組みついたプラゼレスがテイクダウンに成功するが、ヌルディエフはブリッジで上を取り返す。左ヒジを思い切り落とすヌルディエフは右足を抜いて右エルボー、背中を向けたプラゼレスにRNCを仕掛ける。プラゼレスは胸を合わせることに成功し、ヌルディエフをケージに押し込むダメージの回復へ。ヌルディエフはシングルから立ち上がろうとするも、スイッチをしつつプラゼレスがパンチをうちつけて耐えた。
2R、勢いのある左ハイをガードの上から蹴ったヌルディエフは、プラゼレスのシングルを切って左ジャブを当てる。プラゼレスは左フックを空振りしローからミドルハイを蹴られる。さらにヌルディエフは左ミドル、左ミドルハイを続け、左ヒザを狙う。プラゼレスは組みつきボディロック&小外掛けを潰されて下に。それですぐに起き上がりダブルレッグでトップを取る。
ここもスイープを決めたヌルディエフはガードの中で一度落ち着いてから、ボディにパンチを打つもレフェリーがブレイクを命じる。スタンドに戻るとヌルディエフは左ミドルから左ヒザを入れ、プラゼレスが組んでケージに押し込む。再びブレイクが命じられ、ヌルディエフは右ストレートを当てた。
最終回、8連勝中ながら追い込まれたプラゼレスは肩で息をしている。ハグから臨戦態勢に入った両者、プラゼレスはすぐに組みに行くが切ったヌルディエフはジャブを当て、プラゼレスは左フックを返してクリンチへ。ウィザードで耐えるヌルディエフ、レフェリーがブレイクを命じる。
プラゼレスはシングルレッグからレッグリフト、スイッチを狙ったヌルディエフからトップを取り切る。ハーフで抑えるプラゼレスが、足を抜くと同時にヌルディエフがブリッジからスクランブルへ。スタンドでヒザを当てたヌルディエフが、テイクダウン狙いを潰すとプラゼレスがついに引き込む。サイドからエルボーを連打し、左のパンチを続けるヌルディエフに対し、プラゼレスは亀に止まり再び引き込んでしまう。
残り40秒、エルボー&パンチを落としたヌルディエフがプラゼレスに4年振りの黒星を与えた。
