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【UFN138】淡々とパンチを入れ続け、ジョンソンがロボフに判定勝ち

<147ポンド契約/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アルテム・ロボフ(ロシア)

サウスポーのジョンソンに対し、左に回りながらロー、左ジャブを繰り出すロボフ。ジョンソンも左に回り右ジャブを伸ばし、左ストレートにつなげる。ロボフは前に出て右ミドルから右ストレートを放つと、ジョンソンの左に右を被せていく。一瞬、スイッチを見せたロボフに対し、慎重に戦うジョンソンが右ジャブを当て、右ミドルに左ストレートを合わせる。ジョンソンは右ボディ、右ジャブを当て、ロボフが蹴りを返す。ロー、左ストレートをヒットさせたジョンソンがペースを掴みながらのファイトで、まずはラウンドを取ったか。

2R、距離を詰めて右アッパーを繰り出すロボフに対し、ジョンソンが左ローから右ジャブを当てる。左を当て返したロボフ、ジョンソンは素早いダブルのジャブ、左ストレートを放つ。右ボディも続けるジョンソンはロボフの右に左ストレートをカウンターで打ち込む。ジョンソンの左ストレートを被弾し、バランスを崩したロボフが大丈夫だと両手を広げてアピールする。

ジョンソンは攻め急がず、頭を前後させながらパンチを続ける。ロボフも左リードフックを当てるが、左ストレートを被弾。それでも前に出て右アッパーを振るうロボフだが、空振りに。手を下げて、パンチを振るうロボフの攻撃に勢いが出て来たところで2Rが終わった。

最終回、ジョンソンは左ストレートに続き、右を当てる。左ハイは空振りになり、ロボフも右フックを空振りする。振りが大きくなってきたロボフに対し、ジョンソンが左ストレートをヒット。ジョンソンはここにきて、受け身になってきたロボフに左フックを打ち込み、右ジャブから左ストレートにつなげる。ジャブに続くワンツーの左ストレートこそ、届かなかったジョンソンだが、ロボフより積極的かつ精度の高いファイトを続ける。

残り90秒、右に回りながら戦うジョンソンはロボフの前進にダブルレッグを決める。勝利を決定づけたテイクダウンに成功したジョンソンはガードの中でパンチを落とし、腰をコントロールして時間の経過を待つ。このままタイムアップとなりジョンソンが判定勝ちを収めた。

緊急出場となったジョンソンは「1週間で30ポンド落としたんだ。電話貰った時、大丈夫、心配するな。俺は戦うって答えたけど、クレージーな経験だった。12月は空いている。俺の予約をいれてくれ」とジョンソンは連戦をアピールした。


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